子育てってほんと大変!こんなに大変だと思わなかったよ。
大変言い過ぎじゃない?何がそんなにつらいの?
大変と言いたくなるのは、ママの心が疲れているからです。
大変と言い過ぎてしまうのは、あなたがとても頑張っている証拠なんですよ。
しかし、子育て大変と言い過ぎると、周りを不快な気持ちにさせてしまうかもしれません。
子育ての大変さには、寝不足などの体力的な疲れや、達成感を得られないなどの精神的なつらさがあります。
実際子育ては、何歳になっても悩みが尽きず、大変さは減ることがありません。
この記事では、大変なことや大変な時期はいつなのかお伝えします。冷静に自分の気持ちを整理して、解決策を考えていきましょう。
さらに子育てで大変な時期の乗り越え方も紹介するので、あなたの気持ちが楽になりますよ♪
子育て大変は言い過ぎると周りを不快にさせてしまう!?
私って子育て大変って言い過ぎなの?
いえいえ、そんなことはありません。子育て大変って言い過ぎると周りを不快な気持ちにさせてしまうかもしれませんが、実際子育ては大変です。
我が家にもわんぱくキッズがいますが、間違いなく大変です!子供が生まれてから、夜に熟睡できたことはなく、買い物に子どもを連れて行くなんて大変すぎてゆっくり買い物できません。
まず家から出るだけでも、上着を着せて、必要なものをカバンに入れて、靴を履かせてとやることが多すぎます。
1人で身軽に過ごせていた時のことを思えば「子育てって大変!」と言いたくなるもの。
しかし、大変と言い過ぎると周囲に嫌な思いをさせてしまうかもしれません。
『子育て大変と言い過ぎ!』と思う側の意見
嫌な思いをした側からすると「大変アピールをしている」と感じられるようです。実際にこんな不満の声があります。
確かに、この意見はわからなくもないですよね。実際、子育ては大変だと思います!
しかし、あなたがせっかく頑張っていても周りを不快にさせてしまえば、その頑張りが認められません。
子育て大変と言い過ぎることで嫌われるケースについて考えてみましょう。
要注意!大変と言い過ぎて嫌われる3タイプ
あなたにこの特徴は当てはまりますか?当てはまったら要注意です。
嫌われる特徴をまとめるとおおよそこの3タイプに分かれます。
筆者はすべて当てはまりそうです。知らないうちに大変アピールしていたのかも。
産後のダメージをアピールタイプ
このタイプは必要以上に「産後はこんなに大変なの」とアピールしてきます。
出産は誰にでもリスクがつきものです。退院後、すぐに家事育児ができたとしても体は大きなダメージを受けています。
それなのに、「私の産後はこんなに大変だったの!」と言い過ぎることで、「あなたは楽でいいわよね」というニュアンスにとれてしまいます。
大変さを理解できない相手に、しっかりと説明するのは大切なことです。
出産前からその大変さやリスクはある程度わかっている、調べられるもの。
それを覚悟で産んでいるのに「大変なんだから気をつかって当然でしょ!」という態度は、周囲に違和感をあたえてしまうかもしれません。
自分の忙しさをアピールタイプ
このタイプの特徴は、必要以上に「あれもこれもしなくちゃいけなくて大変なの」「ワンオペだから大変なの」と自分の忙しさを主張してきます。
確かにママ業は24時間休みなし。イレギュラーなことがたくさんあって忙しいですよね。
これもある程度は調べたり、聞いたりしてわかっていたはず。
忙しいということは、育児をしていてもしていなくても、おそらく全員が多かれ少なかれ思っています。
自分の忙しさばかり主張すると「そんなの当たり前じゃないの」と不快感をあたえてしまうかもしれません。
夫が何もしないをアピールタイプ
このタイプは「夫が何もしなくて、私が全部しているから大変なの」と夫のせいにして、大変さをアピールしてきます。
私もです。あなたは仕事しかしていないから楽よね
って思っていました。
確かに、多くの家庭で家事育児の負担は女性の方が大きいです。
妊娠出産は男性が変われるものではないし、体への負担も女性の方が大きいです。
「私はこんなに頑張っているのに、夫は何もしてくれない」と思う気持ちはよく分かります。
しかし、本当に何もしてくれませんか?自分の大変さばかり主張して、相手の立場、してくれたことを尊重しないと、夫婦関係に大きな亀裂が入るかもしれません。
そうだけど、子育てが大変なことをきちんと理解してほしいよ!
そうですよね。なぜ大変と言い過ぎるのか、代表的な大変なこと5つをまとめました。
子育てで大変なことを知ってほしい!ママのつらさ5選
なぜ子育てを大変と感じるのか、それは夜泣きや寝不足などの「やらなければいけないこと」で肉体的に疲れと、子育て中に感じる精神的な負担にあります。
おもな大変なこと5つをあげてみました。多くのママが共感できるはずです。
もちろん子どもや家庭の状況にもよりますし、ママの考え方によっても大変なことは変わります。では、1つずつみていきましょう。
大変なこと1【夜泣き】
子どもにもよりますが、多くのママを悩ませるのは夜泣きです。
ぐっすり朝まで寝てくれる子もいますが、1歳ごろまでは、3時間起きの授乳や、理由もわからないような夜泣きなども当たりまえ。
寝ているところを起こされるのはとても辛いです。
夜に泣かれると特に泣き声が大きく聞こえて辛くなったり、近所迷惑じゃないかと心配したり、精神的に参ってしまいます。
大変なこと2【睡眠不足】
子どもを産んでから朝までぐっすり眠ることができず、睡眠不足なママは多いと思います。
日中お昼寝をしたいけど、子どものお昼寝はママの貴重なひとり時間。
好きなことをしたり、溜まった家事を片付けたり自分のペースで進められる時間ですよね。
でも、睡眠不足が続くと精神的に不安定になることもあるので、注意してください。
大変なこと3【自分の時間がない】
育児は24時間365日休みがなく、自分の時間を作ることが難しいです。
さらに、保育園や幼稚園に行く前の子どもならずっと一緒にいることになるので、ママは常に子どもの相手をしなくてはいけませんね。
トイレに行く時間やお昼をゆっくり食べることもできません。
自分の時間がないとママは常に緊張状態なので、ストレスが溜まってしまいます。
どれだけ子どもが可愛くても、好きであっても、自分の時間が全くないと辛いですよね。
産む前にいろいろな情報を得て、「きっと寝不足になるんだろうな」「自分の時間はないんだろうな」と思っていても、体験して初めて大変さがわかるもの。
休みがなくて、常に寝不足な今が大変なのだから、子育て大変だなと思うのは当たり前ですよ。
大変なこと4【達成感が得られない】
例えば「今日の献立を考える」「洗濯物をお昼までに干す」など、何かしようと考えていても、遮られることがたくさんあって、最後までやりきれない場合がたくさんあります。
どんなに小さくても、考えていたことが最後までできないと達成感が得られません。
トイレですら途中で子どもが「ママー!」と泣くので、子どもの泣き声を聞きながら慌てて出なければなりません。
達成感を得た時、脳内では「ドーパミン」別名「快楽物質」と呼ばれるものが分泌されます。
ドーパミンが分泌されることで幸せや満足を感じます。
しかし、毎日同じことの繰り返しで、自分の行動をすぐに遮られるような育児をしているママには達成感が得られません。
その結果、イライラしたり、ストレスを感じたりします。
ママが子育ての何に大変と感じているのか、本当に理解してくれているパパや周囲の人間はどれくらいいるのでしょうか。
休む暇がないことも大変ですが、「~したい」という自然な欲求を誰にも邪魔されず、最後までやり遂げられないから、育児は大変なんですよね。
大変なこと5【仕事と育児の両立】
共働きが増え、仕事と育児どちらも頑張っているママは多いはず。子育ても頑張りたいけど、仕事もしなきゃいけないし、両立するのはとても大変なことですよね。
パパが忙しくて平日はワンオペになると、ママは1人で頑張らないといけないので疲れきってしまいます。
また子どもの体調不良など仕事を休まないといけない時は誰かにお願いをしなければいけません。
仕事と育児の板挟みになって、どちらも頑張らないといけない状況は、負担が大きく大変です。
子育てで大変な時期はいつ?0歳から小学生まとめ
こんな大変な時間が一体いつまで続くの?
大変な時期は決まっていなくて、その時期によって大変さが違います。
年齢別に大変な時期をまとめてみました。参考にしてみてください。
大変な時期【0歳編】
大変な妊娠期間と出産を終え、幸せな赤ちゃんとの生活が始まる♪と思いきや、気が休まらない新生児のお世話が始まります。
子育て最初の壁は、「寝ない、泣きやまない」ではないでしょうか。
「授乳したばかりなのになぜ泣くの」「眠たいなら寝てくれればいいのにずっと泣いてるよ」など、寝ない、泣きやまないことで疲れてしまうママは多いです。
さらに、母乳をあげているママなら乳腺炎になるなどの、母乳によるトラブルもありますよね。
母乳が出なくて、乳腺炎に4回もなりました。
少し大きくなってハイハイができる時期になると、今度は後追いが始まります。
周囲には「ママについてきてくれて可愛いね」なんて言われますが、実際は大変です。
トイレに行くたびに泣かれたり、少しでも姿が見えなくなると、泣いてついてきたりされるとどんなに可愛い我が子でも疲れてしまうんですよね。
0歳の間は特に変化も激しく、大変と感じるママは多いです。
大変な時期【1歳編】
1歳になるとハイハイや歩くなど、自分で動き回れるようになります。1歳の大変さは、ママは常に目が離せないことです。
まだ言葉も完全に理解しているわけではないので、言葉では伝わらない時もあります。
さらにまだ後追いの時期です。ママは常に子どもから目が離せず、自分の時間も取れません。
また、復職するママも多いのが1歳ごろです。子どものことだけでなく、仕事と家庭での両立に悩んだり、自分のキャリアについて悩んだり、ママの負担が多くなる大変な時期です。
小さい子を預けて仕事にいっていいのかな?と保育園に行かせるのをためらうこともありました。
大変な時期【2歳編】
2歳といえば、「魔の2歳児」と呼ばれるイヤイヤ期に突入する大変な時期です!
「お着替えしよう」「イヤ」。「おむつかえよう」「イヤ」。「お外行こう」「イヤ」。「もう帰ろう」「イヤ」。全てにおいて「イヤ」と言われるので、ママは何にも物事が進められません。
「イヤ」と言われるだけならまだいいのですが、「イヤ」と言いながら泣き叫び、家の中を逃げ周り、外でも泣き叫ぶなんてことがあるのがこの時期です。
もうイヤなのはこっちだよ!一体どうすればいいの?!
その気持ち、すごくよく分かります。ママは毎日ヘトヘトですよね。
2歳児の扱い方はこちらの記事も参考になりますよ♪
大変な時期【幼児期編】
幼児期は、保育園や幼稚園に入園する3歳以降の時期です。
この時期はイヤイヤ期も落ち着き、言葉でのコミュニケーションが取れるので、少し楽になったと感じるママもいると思います。
ですがすぐに「4歳の壁」と言われる、反抗期がやってきます。
「4歳の壁」とは、知能と言語が発達し、新たな成長段階に入ることで起こります。
今まで「自分中心」だった世界に、他者の気持ちを配慮するようになります。脳や心は急速に成長する一方、心が追いつかず、自分の中の変化に戸惑いを感じる子がいます。
その結果、ワガママになったり、泣いたりしてママにはまるで赤ちゃんの頃に戻ったと感じさせてしまうことに。
男女で多少の違いはあるようですが、「成長の証」と受け止めましょう。
4歳を過ぎると、いよいよ小学校入学が迫ってきます。
うちの子まだひらがなも読めなくて、小学生になれるのかな…。
と焦り出すママもいます。赤ちゃんの頃と違い、勉強や生活面での心配も増える大変な時期です。
大変な時期【小学生編】
体力的に辛かった赤ちゃん期と違い、精神的に辛くなるのがこの時期です。
小学生では、保育園や幼稚園と違い、1人で身の回りのことをこなさなくてはいけません。
また、学校での生活はママからは見えません。
赤ちゃんとは違って、手がかからなくなりますが、「学校でお友達はできたかな」「勉強はついていけているのかな」など、学校生活が心配になる大変な時期です。
このように大変な内容は時期によって違います。ママはその時に応じて対処していくしかありません。
子育て大変と言い過ぎでも、大変なものは大変です。
でも大変だと感じることが続くと、ママは精神的に追いつめられて辛くなってしまいます。
そうなる前に、辛い時の対処法をお伝えしますね♪
子育てが大変で辛い時の乗り越え方3つ
子育てを大変と言い過ぎてしまうのは、ママの心が疲れているからです。
ママの心が疲れている状態が続けば、心身ともに病んでしまいます。
「大変だな」と感じる時は、以下の3つの方法を試してみてください。
まずは1番身近にいる、パパなどに頼りましょう。
パパと話し合う場合に気をつけてほしいのは、自分のことばかりでなく、相手の立場も尊重してください。
「どちらの方が大変か」ではなく、お互いの大変なことを質問して理解し、「お互いを認め合う」ようにしましょう。
大変さを理解し、認め合ったら、あなたは1人の時間を作れるように話してみましょう。
平日なら、保育園の一時預かりを使ってリフレッシュの時間を作る方法がおすすめです。
我が家も一時預かりで週2回保育園に行っていました!子ども同士で遊べるし、保育士さんから保育園での様子を聞くのが楽しみでした♪
ファミリーサポートなど公的なサービスも使いましょう。
公的なサービスの方が遠慮せず使えるというママもいますよ。
ママ業に休みはありません。子どもと離れる時間を意識して作りましょう。
離れている間ずっと子どものことを考えていたとしても、会ったときに子どもがいつもより可愛く感じます。
「ヨガへ通う」なども趣味の時間を持ってもいいですし、「好きなカフェでぼんやり過ごす」でもいいですよね。
意識して子どもと離れ、1人の時間を作りましょう。
それでも大変だと感じる時は、今まで通りの家事はやめましょう。
子どもとの時間が増え、これまで通り家事ができなくなるのは当たり前です。
「今までどおりの家事」ではなく、「ゆるい家事」に切り替えましょう。
お惣菜を利用したり、家電を頼ったりして完璧ではなく、自分が楽になる方法を試してみてくださいね。
まとめ
- 子育て大変と言い過ぎてしまうのは、あなたがとても頑張っている証拠
- 子育て大変と言い過ぎると、周りを不快な気持ちにさせてしまう可能性がある
- 子育て大変と言われて、嫌な思いをした側からすると「大変アピールをしている」と感じてしまう
- 大変と言い過ぎて、嫌われる3タイプには「産後のダメージアピール」「自分の忙しさをアピール」「夫が何もしないアピール」がある
- 子育てで大変なこと、おもな5つは「夜泣き」「睡眠不足」「自分の時間がない」「達成感が得られない」「仕事と育児の両立」
- 子育ては時期によって大変さが違う
- 子育てで大変な時の乗り越え方は「夫など周りを頼る」「1人になる時間を作る」「今までどおりの家事をやめる」の3つある
子育て大変と言い過ぎていても大丈夫!あなたはとても頑張っています。
パパと話し合うときは冷静さを忘れずに、お互いの大変さや頑張りを認め合うことが大切です。
そうすれば、あなたはもっと楽に育児に向き合うことができますよ♪
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