育休明けですぐ産休に入ると気になることは何でしょうか?
育休・産休の休暇や給付金、周りの目、上の子の保育園といったことかしら…。
育休明けで産休に入っても休暇や手当は受け取れますよ。
育休に第1子に続けて子どもを授かれるのはとてもありがたく神秘的なことですよね。
この記事ではあなたが育休明けですぐ産休に入ってしまった場合、休暇や給付金、周りが迷惑をしているかどうかなどがわかります。
ぜひ最後まで読んで育休明けにすぐ産休に入ってしまった場合の制度を有効活用して、安心して出産に臨んでくださいね♪
育休明けですぐ産休に入ってしまうと気になること3選
育休明けですぐ産休に入ってしまっても休暇や給付金は取得できます。
いざ育休明けですぐ産休に入ってしまう場合、主に気になる3つのポイントについてご紹介していきます。
- 育休・産休について
- 手当について
- 保険について
【気になるポイント1】育休・産休について
育休や産休の休暇は、2人目以降も取得できます。法律で定められており、産休は出産予定日から42日前から、産後は56日間取れます。
なので、出産予定日に産まれたら98日間休むようになるということです。
また、第1子育休中の場合、職場復帰をしなくてもそのまま第2子の産休に入れます。
育休明けに保育所に入れないことなどで1年の育休期間を1年半まで延期できるので詳しくは会社に聞いてみるといいですよ。
【気になるポイント2】手当について
育休明けですぐ産休に入ってしまっても手当を受けられます。よく聞く手当は下記の3つですよね。
- 出産育児一時金
- 出産手当金
- 育児休業給付金
それぞれどんな申請が必要か順番に説明していきます。
出産育児一時金
出産育児一時金は第1子、第2子にかかわらず大体42万円もらえるところがほとんどです。
この手当は、出産にかかる負担を少しでも減らすために公的医医療保険制度から受け取れるものです。
出産の翌日から2年以内に申請する必要があるので、期限を過ぎないよう気を付けましょう。
出産手当金
出産手当金は第1子のときと同様、出産日以前6週間出勤していなければ受給できます。
この手当は妊娠のため産前産後に休む必要があり、会社から給料が払われない場合に受け取れるものです。
出産予定日42日前から産後56日働いていないことが条件になります。
育児休業給付金
育休明けにすぐ産休に入る場合、1人目と同額程度の育児休業給付金をもらえる可能性があります。
会社復帰後の勤務実績が少ないため、1人目の育休開始時の賃金で計算されるからです。
第1子の場合、「育休開始前2年間に賃金支払い基礎日数が11日以上ある月が通算して12か月以上」というのが条件になります。
しかし、第2子の場合「育休開始前2年間」のところが「育休開始前4年間」に延長ができます。
もらえるものはしっかりもらって、家計や子育てに充てるようにしましょう。
【気になるポイント3】保険について
第2子の「産前産後休業取得者申出書」を提出することで健康保険、厚生年金保険等の保険料を免除できます。
この場合は「育児休業取得者終了届」の提出は必要ありません。
育休明けですぐ産休に入ると周りは迷惑なのか?
育休明けですぐ産休に入ると周りが迷惑だと思おうがあなたの人生なので気にする必要はありません。
といってもどんなふうに思われているのか気になりますよね。すぐ産休に入ることについて賛成・反対の意見を具体的にご紹介します。
賛成派・すぐ産休に入るのは迷惑ではない
育休明けですぐ産休に入ることについて迷惑ではない、むしろ賛成と思っている意見は一定数あります。
国の制度としても育休・産休や手当もあり手厚い支援が充実しているからです。
子どもは授かりものだから誰に何を言われても、あなたの人生なんだし気にする必要ない!!
みんなが連続して産めるわけではないし、少子化にも貢献しているので同僚としても嬉しい。
育休明けで産休に入ってもこう思ってくれる上司や同僚がいてくれると安心して、子育て・出産に臨めますよね♪
反対派・すぐ産休に入るのは迷惑だ
育休明けですぐ産休に入ることについて迷惑だ、むしろ反対と思っている意見も一定数あります。
会社の人員が流動的だと常に人不足で、会社の業務の負担が増える社員が増えてしまうからです。
ただでさえギリギリの人数で業務を回しているので、本来なら一度落ち着いて復帰してほしい。
私はなかなか子供ができないので、育休・産休・手当がほかの社員よりも多くもらえて羨ましいな~と思います。
育休明けで産休に入るときにこういうふうに思う上司や同僚もいることがあります。
しかし、あなたの人生にその上司や同僚は一生関わっていくものなのでしょうか?
会社に気を遣っていたらいつまでも子どもを授かれないままになってしまいますよ。
そこは気持ちを割り切って、仕事よりもあなたの人生や家族を優先するほうが大切ですよ。
育休明けですぐに仕事を辞める場合の注意2点
育休明けで妊娠をきっかけにすぐ仕事を辞める場合、上の子の保育園やその後はどうするか考える必要があります。
仕事を辞める場合、保育園は退園になったり、その後の収入源について考えたりする必要があるからです。
【注意点1】保育園はどうするのか
あなたが育休明けですぐに仕事を辞めてしまうと保育園は退園になる場合がほとんどです。
しかし、保育園と役所に相談することで求職活動として3か月程度預かってもらえる場合があります。
また、育休を取れば「育休退園」という制度がある保育園では退園をしなければいけないところもあります。
育休の場合、自治体によっては利用時間が短くなっても預かってくれるところもあるので入園前に確認しておくことをおすすめしますよ。
【注意点2】その後の仕事はどうするのか
育休明けで妊娠をきっかけにすぐ仕事を辞めると、その後の収入源はどうするのか考えなければなりません。
ひとまずは、育休明けまでにもらった手当でなんとかしのげると思います。その後出産が落ち着いて働けるようになったら求職活動をするといいですよ。
ただし、退職をすると失業保険の手続きをしなければなりません。
妊娠中は失業保険法の定める失業状態ではないので受給はできません。
退職して2か月以内に受給期間の延長手続きをすれば、最長4年延長できます。また働けるようになったときに受給可能です。
出産後に働く予定はなく専業主婦になろうと考えているあなたも、念のため手続きをしておくことをおすすめします。
詳しく知りたい場合は、近くのハローワークやHPから問い合わせをしてみてくださいね。
まとめ
- 育休明けですぐ産休に入っても休暇や給付金は取得できる
- 育休の場合、職場復帰をしなくても産休に入れる
- 出産育児一時金は出産の翌日から2年以内に手続きしないと受給できないので期限を守るようにする
- 出産手当金は第1子と同様出産日以前に出勤していない日が6週間あれば受給できる
- 育児休業給付金は、第2子の場合「育休開始前4年間に賃金支払い基礎日数が11日以上ある月が通算して12か月以上」であれば受給できる
- 第2子の「産前産後休業取得者申出書」を提出すると健康保険、厚生年金等の保険料を免除できる
- 育休明けですぐ産休に入ると迷惑と思う社員も中にはいるが、自分の人生なので気持ちを割り切って家族を優先するべき
- 育休明けですぐ仕事を辞める場合、保育園は退園になるのでこれからの収入源と合わせて、よく考えて実行する
育休明けですぐ産休に入る場合の休暇や手当、注意点がわかったのではないでしょうか。罪悪感や社員の目を気にしていたら子育てや妊娠はできないですよね。
あなたの人生なので、素敵な選択をするためにこちらの記事も参考にしていただければ嬉しいです♪
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