2歳の子どもが野菜を食べない理由は「イヤイヤ期だから」「嗅覚や味覚が鋭いから」などがあります。
肉や魚は食べるのに野菜だけが残ってしまうので、どうにかして食べさせたいと思っているあなた。
無理やり「野菜を食べなさい!」と言ってしまうと逆効果ですよ!
2歳前後は極端な偏食になることがある時期なので、野菜を食べなくても大丈夫です。
- 子どもが野菜を食べない偏食なので不安
- どうしたら野菜を食べてくれるのか方法が知りたい
- 野菜を食べられるようになるレシピやメニューを知りたい
食事の時に少し工夫することで、2歳の子どもが自然と野菜を食べてくれるようになりますよ!
ママやパパも焦らず、野菜を食べない子どもと向き合っていくことが大切です。
2歳の子どもが野菜を食べない主な原因や克服方法をお伝えしていきます!
私の息子は2歳前後の半年間、ご飯と氷しか食べない時期がありました。
息子に野菜のおもちゃを使って好きになってもらう作戦が見事成功し、野菜を食べるようになりましたよ♪
「リズキズ(RiZKiZ)」の食材セットは、16種類もの野菜や果物が入っています。
それぞれ切ったりお皿に盛り付けたりすることで、遊びから野菜に興味を持ってくれるでしょう♪
2歳が野菜を食べない原因と嫌う理由
離乳食では野菜を食べていたのに、2歳になってから突然食べなくなったなぁ。なんでだろう…。
我が子にしっかり野菜を食べてほしいと願っていることでしょう。
偏食がある時期はずっと続くわけではありませんので、しばらくは見守ってあげる気持ちも大切です。
まずは2歳の子どもが野菜を食べない理由を理解していきましょう♪
2歳はイヤイヤ期に突入する時期だから
野菜を食べない大きな原因は、2歳になると自我が芽生えることで、イヤイヤ期に突入するお年頃だからです。
自分で自己主張ができることで「こうしたい!」という気持ちが強くなります。
よって、ママやパパに「こうしなさい」と言われたら、全て「イヤ!」と思ってしまうのです。
自分の好きな食べ物は進んで食べますが、野菜をいらないと思うと、何を言ってもなかなか食べてくれようとはしません。
2歳は嗅覚や味覚が鋭いから
2歳前後は嗅覚や味覚が鋭い時期です。
大人が「美味しい!」と感じられるものでも、2歳の子どもにとっては「美味しくない」ことがありますよ。
特に野菜は、独特な味やにおいがあるため、2歳の子どもが食べない理由もよく分かります。
「苦味」が2歳の野菜嫌いを生み出す!
私たちが食事で感じる味は5つに分かれており、2歳児はその中でも「苦味」がある野菜を嫌いになる可能性が高いです。
5味 | 主なサイン |
甘味 | エネルギーを持っているサイン (例)ごはん,パン,麺類,お菓子など |
塩味 | 塩に含まれる塩化ナトリウムは、ミネラルを持っているサイン |
うま味 | タンパク質を持っているサイン (例)トマト,きのこ,昆布など |
酸味 | 腐敗を示すサイン (例)レモン,お酢など |
苦味 | 毒物を示すサイン (例)ピーマン,ゴーヤ,緑茶,コーヒーなど |
この5味のうち、2歳の子どもは「酸味」を感じると本能的に恐怖心を持ちます。
また、「苦味」は危険を感じるので、本能的に嫌がることがあります。
よって、特に「苦味」を持っている緑野菜を2歳の子どもが食べない傾向にあるのです。
調理法の工夫などをすると野菜から「苦味」が消え、2歳の子どもでも食べてくれる可能性がありますよ!
詳しくは後ほどご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてくださいね♪
野菜の食感が好きじゃないから
2歳の子どもはまだ食べ物を噛みくだく力が弱いため、野菜の食感を好まないことも理由の1つです。
まだ奥歯も生えていないので、野菜のような繊維の多い食べ物を苦手に感じるのもおかしくないですよ。
2歳の子どもは、幼児食に切り替わってから日が浅いということもあり、食感を受け入れるのにも時間がかかります。
今は野菜を嫌いでも、歳を重ねて慣れていけば自然と食べられるようになることが多いので気長に待ちましょう♪
2歳が野菜食べない時はどうする?野菜嫌いを克服する方法
他にも、親自体がそもそも「野菜を食べなくても大丈夫!」と気楽に考えるのも1つの方法です。
野菜を食べてくれるのを諦めたら、子どもの栄養が偏るかもしれないから怖いなぁ…。
あなたがこのように不安に感じることもあるでしょう。
しかし、2歳の子どもが野菜を食べないのは一定期間で、3歳になると自然と食べられるようになるケースが多いですよ。
イヤイヤ期真っ只中の2歳児に無理に食べさせる必要はなく、子どものペースに合わせて食事を取るのも大切でしょう。
ママが毎日思い悩むことでストレスを溜めてしまうと元も子もありません。
子どもと楽しく食事ができる工夫をしてみるのも良いですよ♪
そうはいっても、2歳の子どもにいろんな角度からアプローチすることで野菜を克服できるかもしれません!
ここからは、今日から実践できる2歳の子どもが野菜を克服する方法を伝授していきます!
美味しそうに食べる姿を見せる
2歳の子どもが野菜を克服するには、大人が美味しそうに食べる姿を見せるという方法が効果的です。
自己主張ができるようになった2歳の子どもに「野菜をしっかり食べようね!」と伝えても逆効果です。
例えば、食卓でこのように切り出してみてはいかがでしょうか。
このキャベツ美味しいなぁ♪もっと食べたいからおかわりしよう!
うーん、それだけ言うなら試しに食べてみようかな…。
美味しそうに食べる姿を見せるだけで、2歳の子どもに興味を持たせるきっかけになりますよ♪
たとえその日に食べてくれなかったとしても、何度もその光景を見ることによって野菜を気になり、食べてくれる可能性があります。
普段の食事の時に根気よく続けてみると良いでしょう。
野菜が出てくる絵本を読む
食卓に出てくる野菜が嫌なら、絵本で好きになってもらうという作戦も効果的でしょう!
子どもは、絵本に出てくる登場人物やものに対して興味を持ち、好きになる傾向があります。
野菜が出てくる絵本で長年愛され続けているのは「大きなかぶ」です。
「うんとこしょ、どっこいしょ」というお馴染みのフレーズは、子どもを絵本の世界へと導いてくれます。
「かぶがぬけたらどんな料理に入れようか♪」と読み聞かせの途中で聞いてあげると、野菜へ興味を持ってくれそうですね!
野菜のおもちゃで遊ぶ
日頃から野菜のおもちゃで遊ぶことで、野菜嫌いを克服できますよ♪
特におままごとで野菜を切ったりお鍋に入れたりの動作を行うことで、2歳児は野菜に親近感が湧くようになります。
食事の際に「これさっき遊んだキャベツだね♪」と声をかけてあげると、自然と口に運んでくれる可能性も高いです。
2歳の子どもだからこそ、遊びから野菜に興味を持ってもらうのも1つの方法ですね!
「リズキズ(RiZKiZ)」のおままごとセットは、2歳児でも安心して遊べるおもちゃです。
素材は木製なので、2歳児から木の温もりに慣れ親しめますよ♪
また、真ん中の磁石は埋め込まれているため、2歳児が飲み込む危険性もありません。
料理を手伝ってもらう
2歳の子どもに料理を手伝ってもらうことも、野菜嫌いを克服するきっかけになります。
楽しく料理をするという体験が、子どもにとっては大きな財産になるでしょう。
とはいえ、2歳児にできることはまだ限られています。
レタスをちぎる、ドレッシングを一緒にかけるなど簡単な作業を一緒にやると良いでしょう。
親と一緒に作ったという達成感から、野菜を食べてくれるかもしれませんよ♪
初めて調理器具を持たせてみたいなら「カマンカッティ」がおすすめです。
1歳9カ月の子どもがママとのお団子づくりで使用した例も。
2歳の女の子が自分で食べる分のバナナやキュウリを楽しそうに切ってくれるという口コミもありましたよ。
野菜を細かく刻んで原型をなくす
料理の中に細かく刻んだ野菜を入れると、食べてくれるケースもあります。
野菜の味やにおい、食感が苦手という場合は、それらが伝わりにくい料理を作ると自然に食べてくれる可能性がありますよ!
最初のうちは細かく刻み、食べられるようになってきたら少しずつ大きめに切ると良いでしょう。
また、2歳の子どもは色や形が嫌いという理由からも野菜を食べないことが多いです。
野菜の原型を無くしてスープにするなど、調理方法を工夫すると食べてくれるようになりますよ♪
2歳の子どもが野菜を食べやすくなる料理のレシピは、次に詳しくご紹介します!
2歳が野菜を食べない時のイライラ解消♪魔法のメニュー&レシピ
2歳の子どもが野菜を食べない…。せっかく栄養バランスを考えて作ったのに食べてくれないとイライラするし悲しい…。
2歳の子どもに野菜を食べてほしい気持ちから、どうしてもイライラしてしまうことがあるかと思います。
ママも人間なので、一生懸命作った料理を粗末にされると、イライラしたり、悲しくなったりするでしょう。
でも、野菜を食べない2歳の子どもに対して、イライラしても怒るのはNGです。
野菜を食べない子供を怒っても「食事は楽しくない」「食事の時間になると大人が怒る」とマイナスな認識を植え付けてしまうだけです。
そのため、野菜嫌いな2歳の子どもでも食べてくれるメニューやレシピにしましょう。
野菜嫌いな2歳の子どもでも食べてくれるレシピは、コールスローサラダ、にんじんポタージュ、野菜のチーズフォンデュなどがあります。
野菜を細かく刻んだり煮込んだりすることで、2歳児が食べてくれるようになりますよ♪
また、チーズフォンデュで楽しく食事ができる環境を整えれば、自然と手を伸ばしてくれるでしょう。
それぞれのレシピを詳しく見ていきましょう♪
コールスローサラダ
コールスローサラダは、野菜嫌いの子どもにうってつけの人気レシピですよ。
なぜなら、子どもが大好きな調味料であるマヨネーズを使用するからです!
作り方は、茹でて柔らかくしたキャベツと、にんじんやハムなどの入れたい具材を細かく刻み、マヨネーズで和えるだけなのでとても簡単です。
とはいえ野菜なので、せっかく作っても食べてくれなかったらどうしようと不安なあなた。
そんな時は、子どもの好きな具材(コーンやカニカマなど)を入れて試してみてください!
最初は嫌いな野菜だけ取り除いて食べることが予想されますが、だんだんと一緒に食べるかもしれませんよ♪
子どもの好き嫌いに合わせて、あなたなりのアレンジを加えてみてくださいね♪
にんじんポタージュ
にんじんポタージュは野菜の姿形もなく、2歳の子どもでも食べたくなるレシピです♪
特ににんじんは、独特なにおいや食感があるため苦手意識を持ち、嫌いな食べ物になることが多いです。
そんな時は、まずにんじんの食感をなくすポタージュにすることで、美味しさを伝えられます!
コンソメの味付けをするだけでも、にんじんの甘味を引き出してくれるので、きっと2歳の子どもが食べやすいレシピになるでしょう♪
子供にも飲みやすく安心無添加素材で作られているポタージュスープもおすすめです。
疲れて料理ができない時や特別な日のメニュー、おうちランチ会のときにお友達の子どもと一緒に飲んでいますよ。
野菜のチーズフォンデュ
野菜のチーズフォンデュは、2歳の子どもでも楽しく野菜を食べてくれるメニューです!
野菜の形は大きいですが、にんじんを星型やハート型にすれば食べるかもしれませんよ♪
このように、子どもが野菜を嫌う理由をしっかり理解して、偏食がなくなるようにサポートしていきたいですね!
デザインがシンプルでおしゃれなマルチフォンデュは2歳の子どもも大人もテンション上がること間違いなしです。
バレンタインにチョコレートで作ったときは、流れ出すチョコレートに子供も大はしゃぎでしたよ♪
幼児と小学生を合わせて5人で使用で、あっという間にスカスカになり追加が必要でした。
まとめ
- 2歳の子どもが野菜を食べない主な原因は「イヤイヤ期に突入している」「大人に比べて嗅覚や味覚か鋭い」などがある
- 2歳児は嗅覚や味覚が鋭く、特に5味の中で「苦味」を感じる緑野菜を嫌いになる傾向がある
- 2歳の子どもはまだ食べ物を噛みくだく力が弱いため、野菜の食感を好まないことも食べない理由の1つである
- 2歳児が野菜嫌いでも焦らず、自然に食べてくれるまで待つことも大切である
- 2歳の子どもが野菜嫌いを克服するには、「美味しそうに食べる姿を見せる」「野菜の絵本を読む」などの方法がある
- 野菜嫌いでも食べてくれるレシピは、コールスローサラダ、にんじんポタージュなどがある
2歳の子どもが野菜を食べないので、どうしたらいいのか考えるママも多いですよね。
そんな時は、あなたの子どもがどうして野菜を食べないのか考えてあげることが大切です。
まずは、2歳児が「食事は楽しい!」と感じてくれるように工夫してみてくださいね♪
「リズキズ(RiZKiZ)」の食材セットは、2歳児の想像力やコミュニケーション力を高められるおもちゃです。
木箱もセットで付いてくるので、お片付けも楽に行えます。
「この野菜で何を作ろうか?」「半分に切ったらどんな模様が出てくるだろう?」と一緒に考えてあげることで、野菜嫌いも克服できるでしょう♪
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