鍵盤ハーモニカのヤマハとスズキの違いって何かな?
何を基準に選べばいいのか、わからないよ~。
小学校などで必要になる鍵盤ハーモニカですが、有名なヤマハとスズキの違いにはどのようなものがあるのでしょうか?
ヤマハとスズキの違いには、大きく分けて、構造と素材・音色・値段・カラー・付属品の5つがあります!
この記事を読むと、ヤマハとスズキの違いがわかるので、子供に合った鍵盤ハーモニカが選べますよ♪
ヤマハとスズキ、それぞれの推しポイントも載っていますので、ぜひご覧下さい!
子供が持ち運ぶ鍵盤ハーモニカ、少しでも軽いものを持たせてあげたいですよね!
スズキは、やわらかい質感の樹脂製セミハードケースを開発したため、持ち運びの負担がかなり軽減しましたよ♪
全国に広く普及しているヤマハの鍵盤ハーモニカ。
壊れてしまった時のアフターサービスが充実しており、店舗も多くあるので付属品が劣化した場合もすぐに購入できますね!
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鍵盤ハーモニカのヤマハとスズキの違いは5つ
鍵盤ハーモニカのヤマハとスズキの違いって何があるのかな?
小学校などで必要になる鍵盤ハーモニカですが、ヤマハとスズキの違いは一体どのようなものがあるのか気になりますよね?
大きく分けて、構造と素材・音色・価格・カラー・付属品の5つの違いがあることがわかりました。
ヤマハ | スズキ | |
構造 素材 | スムーズなタッチができるバネ採用 息漏れを防ぐ構造、錆びにくいリード | リン青銅という金属でできたリードを使用 (耐久性が強く、良い音が長持ちする) |
音色 | 安定した音色で音量豊か 笛に近い音 | 豊かな音色でクリアな音 サックスに近い音 |
価格 | P-32E/P-32EP:定価7,260円(税込) | ①MXA-32G/MXA-32P:定価6,930円(税込) ②FA-32B/FA-32P:定価7,260円(税込) |
カラー | ブルー、ピンク | ①グリーン、ピンク②ブルー、ピンク |
付属品 | ハードケース、吹き口、ホース | ①ハードケース、吹き口、ホース ②セミハードケース、吹き口、ホース、クロス |
今回は鍵盤ハーモニカの中でも、主に小学生が使う32鍵でアルトの音域のものに注目して違いをまとめました。
32鍵とは、黒鍵と白鍵が合わせて32個あるものです。
鍵盤ハーモニカの中には25鍵、27鍵、37鍵など鍵盤数の違うものもありますが、サイズや重量・音域などを考慮すると小学生には32鍵が適していますよ♪
ヤマハの鍵盤ハーモニカは「ピアニカ」、スズキは「メロディオン」という商品名で呼ばれています。
ヤマハの「ピアニカ」はピアノとハーモニカ、スズキの「メロディオン」はメロディーとアコーディオンから名づけられています。
ここからは、ヤマハとスズキの違いについてさらに詳しくお伝えしていきますね♪
違いが分かると自分に合った鍵盤ハーモニカも選びやすくなりますよ!
構造と素材
鍵盤ハーモニカは、リードを呼気で鳴らす鍵盤楽器です。
そのリードが、ヤマハではプラスチック、スズキではリン青銅という金属が使われているのが大きな違いになります。
ヤマハのプラスチックの特徴は、軽量で持ち運びしやすいのが魅力です。
スズキの金属製のリードは、ヤマハより重くなりますが、音色が豊かだと言われています。
音色
ヤマハとスズキの鍵盤ハーモニカの音色はどのように違うんだろう?
ヤマハは安定した音色で笛に近い音、スズキはクリアで豊かな音色でサックスに近い音がします。
ヤマハの鍵盤ハーモニカの特徴は、のびやかな音色と美しい集合音で、音量も豊かです。
音の終わり方に特徴がある、笛に近い感じの音がします。
スズキの鍵盤ハーモニカの特徴は、吹き息がそのまま音になるような音色です。
スズキの方が少しザラザラした音でアルトサックスに近い音がします。
それぞれの公式HPにて動画も配信されているので、ぜひ比較して聞いてみてくださいね♪
価格
ヤマハP-32E/P-32EPは定価7,260円(税込)で、スズキMXA-32G/MXA-32Pは定価6,930円(税込)、FA-32B/FA-32Pは定価7,260円(税込)です。
値段は多少異なりますが、ヤマハとスズキの違いに大きな差はありません。
学校販売よりもネットショップの方が、安く買えることもあるので、購入する際にはチェックしてみてくださいね♪
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カラー
ヤマハはブルーとピンクの2色、スズキは種類によって異なりますが、グリーン・ピンク・ブルーの3色展開になっています。
好きなカラーで選べるのは嬉しいね♪
ヤマハの鍵盤ハーモニカはP-32Eがブルー、P-32EPがピンクになります。
スズキの鍵盤ハーモニカはMXA-32Gはグリーン、MXA-32Pはピンクです。
FA-32B、FA-32Pはそれぞれ上カバーがブルーとピンク、下カバーがグレージュのツートンカラーになってます。
色によって型番が異なるので間違えないように気をつけてくださいね!
付属品
付属品はヤマハ、スズキとも、ケース、吹き口、ホースがついています。
ここでは、付属品のケース、吹き口、ホースの特徴をそれぞれまとめました。
特に吹き口の形状がヤマハとスズキでは違いますよ。
スズキのMXA-32G/MXA-32PとFA-32B/FA-32Pはケースが違いますよ!
以上のように、ヤマハとスズキの違いに大きなものはありませんが、それぞれ作りが異なるので購入予定の方はチェックしてくださいね!
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ヤマハ鍵盤ハーモニカのホースの種類と吹き口
ヤマハ鍵盤ハーモニカのホースと吹き口についてもう少し詳しく知りたいな♪
ヤマハの鍵盤ハーモニカのホースは2種類、吹き口は1種類あります。
ホース2種類にはどんな違いがあるのか詳しくまとめたので、ご覧ください!
ヤマハ鍵盤ハーモニカのホース一覧
ヤマハ鍵盤ハーモニカのホースには、全機種対応のものと、P-32E・P-32EP専用のものの2種類があります。
全機種対応ホース(PTP-32D):
現行ヤマハすべての鍵盤ハーモニカに対応しているホース/定価440円(税込)
P-32E・P-32EPホース(PTP-32E):
立奏する時や卓奏中の待機時に便利なクリップ付きホース/定価550円(税込)
小学生はP-32E・P-32EPの鍵盤ハーモニカが主流なので、専用のクリップ付きホースを使っている場合が多いですよ♪
鍵盤ハーモニカ吹き口をヤマハとスズキで比較
ヤマハとスズキの吹き口の違いってどんなところかな?
鍵盤ハーモニカの吹き口をヤマハとスズキで比べてまとめてみました!
ヤマハ | スズキ | |
吹き口の違い | カーブをしてい運指が見やすい 吹き込み口の形状がリコーダーに近く移行しやすい | ストレートに息が入る理想的な形状 ストッパーがくわえ過ぎを防ぎ、タンギングも簡単にしやすい |
吹き口についてはヤマハとスズキの違いは大きいですね!
もし失くしたなどで吹き口のみ買い直す場合は、ヤマハとスズキで形が違うので間違えないようにしましょう。
メーカーを間違えると、ケースに収納できなくなってしまいますよ。
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鍵盤ハーモニカのヤマハとスズキはどっちがおすすめ?
鍵盤ハーモニカのヤマハとスズキの違いはわかったけど、結局どっちがおすすめなの?
ヤマハのピアニカとスズキのメロディオンはそれぞれの良さがあり、どっちもおすすめです♪
使う子供や家族の意向によってどっちを選んでも大丈夫ですよ!
鍵盤ハーモニカのヤマハがおすすめな人
カーブした吹き口がよく、笛に近い音色が好みの場合はヤマハのピアニカがおすすめです!
また、ヤマハのピアニカは1年間の保証期間がついている上、販売店が独自の保証を最長で7年つけてる場合もありますよ♪
音楽総合業界としても有名なので、付属品が劣化した場合もすぐに修理、再購入ができる点も安心ですね。
鍵盤ハーモニカのスズキがおすすめな人
ストッパー付きの真っ直ぐな吹き口がよく、サックスに近い音色が好みの場合はスズキのメロディオンをおすすめします!
スズキは鈴木楽器製作所という静岡県の会社で作られており、発売当初から国産にこだわっているところも安心できますね。
スズキ独自には保証はありませんが、販売店独自で最長7年まで保証がある店舗もあります。
また、少しでも軽いセミハードケースを選びたい場合は、スズキのFA-32BかFA-32を選びましょう♪
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鍵盤ハーモニカのヤマハとスズキの違いまとめ
- 鍵盤ハーモニカのヤマハとスズキの違いは、構造と素材・音色・価格・カラー・付属品の5つ
- 構造は、ヤマハとスズキの違いに大きな差はないが、ヤマハはプラスチック製、スズキは金属製のリードを使用している
- ヤマハは安定した音色で笛に近い音、スズキはクリアで豊かな音色でサックスに近い音
- ヤマハは定価6,930円~7,260円(税込)で、スズキは定価7,260円(税込)
- ヤマハはブルーとピンク、スズキは種類によって異なるが、グリーン・ピンク・ブルーから選べる
- ヤマハとスズキ両方とも付属品に、ケース、吹き口、ホースがついている
- ヤマハがおすすめなのは、カーブした吹き口、笛のような音色が好みの場合
- スズキがおすすめなのは、ストッパー付きのストレートの吹き口、サックスのような音色が好みの場合
子供が使う鍵盤ハーモニカ、納得のいくものを購入したいですよね!
今回鍵盤ハーモニカのヤマハとスズキの違いについて紹介しましたので、ぜひご家族で話し合って選んでみてください♪
ヤマハでもスズキでもないメーカーでも小学校の音楽の授業で使える鍵盤ハーモニカも検討余地あり。
教育用楽器としての音色を追求し、合奏時にも美しくなるよう設計・調律されるなどの工夫がされていますよ!
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