すのこベッドは通気性が良くて人気だけど、デメリットもあり、やめたほうがいいと聞いたわ。なぜかしら?
すのこベッドはやめたほうがいいと言われる一番の理由は、カビが生えるデメリットがあること。
すのこベッドは寝具の湿気対策に良いはずなのに、カビに悩まされることがあります。
本当にすのこベッドをやめたほうがいいのかを調べました。
この記事では、カビを防ぐ方法や対策も詳しく紹介しているので、すのこベッドを使う際の参考になりますよ。
毎日の睡眠は、心身の休息とメンテナンスのためにあります。
すのこベッドの良さを知り、睡眠の時間をより快適にしたいですね♪
桐は昔からタンスなどに使用されていて、調湿効果に優れ、カビ対策に適しています。
このすのこベッドは折りたたみが簡単なので、手軽に布団が干せ、掃除もしやすいですよ。
手軽に布団が干せれば、ヘたれた布団で寝なくても良くなります♪
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すのこベッドはやめたほうがいいと言われる理由
すのこベッドが気になって調べると、「失敗した」「後悔した」など「やめたほうがいい」という意見を聞いて、悩んでしまいますね。
すのこベッドはやめたほうがいいと言われる一番の理由は、カビが生えることです。
すのこベッドをやめたほうがいいのか考えるため、以下について調べました。
- すのこベッドにもカビが生える理由
- すのこベッドのカビを防ぐ方法
- すのこベッドに生えたカビの対策
すのこベッドのカビについて説明していきますね♪
カビ対策が分かっていれば予防ができ、万一カビが生えてしまった場合にも対応ができるので安心です。
すのこベッドにもカビが生える理由
すのこベッドにカビが生える理由は、長期間布団を敷いたままなど「通気性が悪い状態が続いたから」が多いです。
健康な大人の場合、夏でも冬でも一晩にコップ1杯程度(約200cc)の寝汗をかくと言われています。
うちの子どもは髪が濡れるくらい汗をかくわ。
赤ちゃんや子どもが大人より多くの寝汗をかく理由の1つに、大人も子供も汗腺の数が変わらないことがあります。
毎日の寝汗がたまった敷布団やマットレスを長期間敷いたままでいると、湿気を放出できず、カビの原因となってしまいますよ!
古くから湿気対策に使われているすのこ
日本は湿度が高いため、古くから押し入れなどにはすのこが利用されています。
「すのこ」とは木材や竹材を一定の間隔で角材の上に直角に打ち付けたものです。
木材が吸湿性を持つ上に、隙間があるので通気性も良く、湿気対策になります。
「すのこベッド」は土台がすのこなので、布団やマットレスのカビが生えにくいですよ!
すのこベッドに発生するカビ
すのこベッドに発生するカビは、黒カビや緑カビが多いです。
緑カビには落ち葉や木材を分解させる役割があり、放置しておくとすのこベッドが劣化してしまいます。
すのこベッドを劣化させないためにも、カビを生やさないようにしたいですね。
すのこベッドのカビを防ぐ方法
すのこベッドのカビを防ぐには、すのこベッドから湿気を逃がすことが大切です。
カビが発生しやすくなる条件は以下の3つです。
とくに梅雨の時期は条件を満たしやすく、カビが増殖する傾向にあります。
ここからは、カビ予防について紹介していきますね♪
窓やドアを開けてこまめに換気
窓と部屋のドアを開けて換気することで空気が循環し、寝具とすのこベッドに空気が通ります。
部屋のドアを開けておくだけなら、毎日手軽にできますね。
冬は寒くて忘れがちですが、少しの時間でも換気ができると良いですね♪
布団やマットレスを定期的に干す
天気が良い日に布団を干したり、マットレスを立たせたりすると湿気が抜けます。
また、布団から出るときには、掛け布団や毛布類をめくっておきましょう。
敷布団やマットレスに空気が通るようにしておくだけでも湿気のこもり方が違いますよ。
除湿シートを使用するのも良い方法ですが、説明書きを読んで正しく使わないと、カビが生えてしまうかもしれません。
見えないカビもこまめに除菌
すのこベッドに目に見えるカビがなくても、こまめに除菌したほうが良いですよ。
布団やマットレスをどける必要があるので少し面倒ですが、カビ予防には必要です。
目に見えないようなカビ予備軍も除菌すれば安心ですね。
カビをそのまま放置しておくと、菌が繁殖してカビが広がってしまいますよ!
通気性がよく乾きやすいものを選ぶ
普段使用する寝具やカバーを通気性の良いもの、乾きやすいものに変えるのもカビ対策の1つです。
カビ対策には湿気がこもりやすい化学繊維のものは避け、乾きの早いウールや麻素材のものを選ぶと良いですよ。
カバー類をまめに洗濯するのもカビ対策です。
洗濯すれば、カビ対策になるだけでなく衛生的で気持ちが良く眠れます♪
アルコールはカビ取りや除菌・予防に効果的!
黒カビなど自宅で生えやすいカビは、アルコールで除去できる可能性があります。
カビ胞子はアルコールなどの消毒剤に弱い傾向にあるんです。
見えないカビ胞子もきちんと除去しないと、再びカビが発生してしまいますよ。
カビが生えた場所や周辺は、アルコールなどの消毒剤を使って掃除しましょう。
カビ取りにはアルコール
カビを綺麗に取り除くには、アルコールを布に染み込ませて、カビが発生している部分を拭き上げてください。
アルコールを使った拭き掃除は、カビを除去するだけでなく発生予防にもなります。
アルコールを使用してカビ取りをするときは、直接消毒剤をスプレーしてはいけません!
カビが発生している部分にスプレーすると、カビ胞子が舞い上がり、飛散してしまうことがあります。
とはいえ、しつこいカビ汚れが気になるときには、一度拭き掃除をしてから直接部位にスプレーして拭き上げると良いですよ。
より効果的なアルコールの利用方法
アルコールでカビを除菌するときは、使用する消毒剤のアルコール濃度を確認することが大切です。
除菌の効果を高めるには、アルコール濃度が高い消毒剤を使用しましょう。
市販のアルコールの濃度は40~55%が一般的ですが、消毒を兼ねて使用するには70~80%の濃度が必要とされています。
アルコール濃度が100%に近い無水エタノールは揮発性が高く、殺菌や消毒には向きません。
無水エタノールを使って掃除をしたいときは、精製水などで薄めて使用すると良いですよ。
できれば、消毒用エタノールを使ってくださいね。
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すのこベッドを後悔しないために知っておきたいこと
すのこベッドを後悔しないために、メリットとデメリットを知っておきたいですね。
ここからは、すのこベッドのデメリットとメリットについて紹介します。
デメリットとメリットを知ってから、すのこベッドを選べば後悔しなくてすみますよ。
すのこベッドのデメリット
すのこベッドのデメリットは寝心地、寒さ、きしみ音の3つです。
デメリットを知ると、後悔しそうですが、対策をすれば気にならなくなりますよ。
ここからは、3つのデメリットについてそれぞれ説明していきますね。
寝心地がかたい
すのこベッドは木製でクッション性がないため、かたく感じます。
布団かマットレスを敷いて使用することが多いですが、すのこ板は畳やマットレスよりかたく、薄手のものだと底付き感があります。
すのこベッドに薄い布団を敷く場合は、腰や背中を傷めることもあるんですよ!
朝起きた時に腰痛や背中の痛みを感じたら、布団ではなくマットレスに変えることをおすすめします。
冬は寒さを感じやすい
すのこベッドは通気性が良いため、冬は肌寒く感じるかもしれません。
フローリングの場合はとくに、床からの冷気が伝わってきます。
カーペットを敷くなど、冷気を通しにくくする対策をしましょう。
また、敷きパッドを保温性の高いものに変えるなどしても良いですね。
きしみ音が気になる
すのこベッドは木材を組み合わせて作られているため、使用中にきしみ音が出ることがあります。
寝返りを打つ度にギシギシとした音が聞こえてくると、気になって眠れないこともあるようです。
すのこベッドの耐荷重が高いものを選べば、ベッドの負担が軽くなり、きしみ音が軽減されます。
耐荷重は、体重と寝具の重さ(多めに20kg)を足した数字を余裕で超えるものを選ぶと良いですよ。
すのこベッドのメリット
すのこベッドのメリットは、通気性、涼しさ、使い勝手、種類、香りの5つです。
ここからは、5つのメリットをそれぞれ説明していきます。
すのこベッドは、デメリットを超えるメリットがあるから人気なんだと分かりますよ。
通気性が良い
すのこベッドは通気性に優れ、湿気を逃がしやすい特長があるんです。
人は寝ている間に汗をかき、それを布団やマットレスが吸収します。
すのこベッドは、底面の隙間から湿気が放出されるので、カビ対策になりますよ。
いくら通気性が良くてもお手入れは必要です!
「布団やマットレスを敷きっぱなしにしない」「部屋の換気をする」など、基本的な湿気対策はしましょう。
夏は涼しさを感じやすい
すのこベッドなら熱が逃げて涼しく感じやすいですよ。
夏の暑さによって目が覚めたり、寝苦しさを感じたりするような不快感も減ります。
すのこベッドは底面に隙間があり、通気性と放熱性に優れているんです。
布団もマットレスも使える使い勝手
すのこベッドは、布団とマットレスを好みに合わせて選べるものが多いです。
すのこベッドによってはどちらかしか使用できないものがあるので、確認はしてください。
寝心地の好みは人それぞれなので、選べるのはうれしいですね♪
折りたたみ式などの種類がある
すのこベッドには据え置きタイプだけでなく、折りたためるタイプもあります。
使用するとき以外は、折りたたんでおけるので部屋を広く使えますね。
ベッド周辺の掃除もしやすいのがうれしいです。
折りたたむことで空気も入りやすく、湿気対策ができますよ。
木材のやさしい香りがする
木材のやさしい香りがするのは、すのこベッドならではの良さです。
使用されている木材にはヒノキや桐などの種類があります。
それぞれの木材の特徴を以下に5段階評価でまとめました。
桐 | ひ の き | 杉 | パイン材(松) | |
---|---|---|---|---|
湿 気 対 策 (5が良い) | 5 | 5 | 4 | 3 |
断 熱 性 (5が高い) | 5 | 4 | 4 | 4 |
軽 さ (5が軽い) | 5 | 3 | 3 | 3 |
長 持 ち (5が長持ち) | 4 | 5 | 3 | 3 |
見 た 目 (5が良い) | 4 | 5 | 4 | 5 |
リラックス効果(5が高い) | 3 | 5 | 3 | 4 |
価 格 (5が安い) | 4 | 3 | 5 | 4 |
木材の特徴からすのこベッドを選ぶのもおすすめですよ♪
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すのこベッドのおすすめ5選!折りたたみが人気♪
複数のサイトやランキングから選んだおすすめを紹介します。
種類も多いから迷ってしまうわ。
すのこベッドには、据え置きタイプ、折りたたみタイプ、ロール式タイプがあります。
特徴と一緒に紹介するので、すのこベッドを選ぶ参考にしてくださいね♪
北欧パインにこだわった据え置き型すのこベッド
頑丈な設計がされた据え置きタイプのすのこベッドです。
厳選された北欧パイン材が使用されているんですよ。
パイン材を日本語で言うと「松」、針葉樹特有の「森林浴効果」でリラックス効果があると言われています。
サイズ(幅×奥行き×高さ) | 98cm × 200cm × 約34cm or 21cm or 8cm |
すのこ | 厚さ:1.2cm、幅:7cm、間隔:約6.5cm |
重量 | 約20kg |
耐荷重 | 約200kg |
素材 | 本体・脚:天然木パイン無垢材、すのこ:LVL |
カラー | ブラウン、ホワイトウォッシュ、ナチュラル |
ロータイプ、ミドルタイプ、ハイタイプの3段階で高さ調節ができるのがうれしいですね。
移動もしやすい折りたたみ型すのこベッド
高さがあるので腰を下ろすのに楽な2つ折りすのこベッドです。
簡単に折り畳みができ、ストッパー付きキャスターで移動もラクラク♪
接着剤や塗料を使用していないので、アレルギーやにおいも気になりません。
サイズ(幅×奥行き×高さ) | 約99cm × 約208cm × 約39cm |
すのこ | 幅:5.3cm、間隔:0.8cm |
重量 | 約21kg |
耐荷重 | 約100kg |
素材 | すのこ:天然木桐、フレーム:スチール |
カラー | ホワイト、ブラック |
握りやすいグリップが両サイドについているので、立ち上がりやすく、布団のズレも防いでくれます。
畳にも使いやすい2つ折り式すのこベッド
すのこ板に凹凸がつけられているので、布団と接する面が減り、通気性が抜群です。
折りたたみ方は、中心部を持ち上げてベルトで固定するだけなので簡単ですよ。
お部屋の窓際に置けば、布団干しの状態になります!
桐は自然の調湿機能があり、衣類の保管に最適とされる木材です。
他の木材より熱伝導率が低く、冷え性や暑がりさんにおすすめ!
サイズ(幅×奥行き×高さ) | 96cm × 197cm × 約4cm |
すのこ | 厚さ:1.3cm、幅:5.1cm、間隔:2.1cm |
重量 | 約6kg |
耐荷重 | 約180kg |
素材 | 本体:天然桐材、キズ防止クッション材:EVA樹脂 |
角は丸みを付けた面取り加工がされているので、床や布団を傷つけにくいですよ。
畳にも使いやすいニトリの4つ折り式すのこベッド
こちらもすのこに凹凸がつけられていて、通気性が抜群です。
すのこを山折りにし、マジックテープで固定すればかんたんに室内干しができます。
山が2つできるので、より空気が通りやすいですね。
4つ折りにも2つ折りにもたためて、コンパクトに収納できますよ。
サイズ(幅×奥行き×高さ) | 96cm × 196cm × 2.8cm |
すのこ | 厚さ:1.1cm |
重量 | 約5.7kg |
耐荷重 | 約100kg |
素材 | 桐 |
こちらも、傷つき防止のために面取り加工がされています。
ニトリには他にも、折りたたみ式やロール式など色々な種類のすのこベッドがありますよ。
丸めてコンパクトになるロール式すのこベッド
使用しないときはくるくると丸めて収納できるロール式のすのこベッドです。
桐は日本でとれる木材の中でダントツ軽いので、持ち運びも楽にできます。
寝汗などによるカビの発生を防ぐ、通気性の高さがあるんです!
ロール式なので、布団と一緒に3つ折りもできますよ。
マットレスも使えますが、このタイプは布団での使用に適しています。
サイズ(幅×奥行き×高さ) | 100cm × 200cm × 1.3cm |
すのこ | 厚さ:1.2cm、幅:7cm、間隔:約6.5cm |
重量 | 約4.5kg |
耐荷重 | 約200kg |
素材 | 本体:天然桐材、滑り止め:EVA樹脂 |
高さがないので、使用時のきしみ音が気になりませんよ。
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すのこベッドはやめたほうがいいと言われる理由まとめ
- すのこベッドはやめたほうがいいと言われる一番の理由はカビが生えること
- すのこベッドにカビが生える理由は、「通気性が悪い状態が続いたから」が多い
- すのこベッドのカビを防ぐには、すのこベッドから湿気を逃がすことが大切
- 黒カビなど自宅で生えやすいカビは、アルコールで除去できる可能性がある
- すのこベッドのデメリットは寝心地、寒さ、きしみ音の3つ
- すのこベッドのメリットは、通気性、涼しさ、使い勝手、種類、香りの5つ
- 北欧パインにこだわった据え置き型、移動もしやすい折りたたみ型、畳にも使いやすい2つ折り式など、様々なタイプのおすすめすのこベッドがある
すのこベッドはやめたほうがいいと言われることもありますが、デメリットの対策やメリットが分かれば、心配なく使えますね。
マットレスや布団の湿気対策になるすのこベッドは、清潔で快適な睡眠環境をつくってくれます。
やめたほうがいいかと迷っているあなたの参考になれば幸いです♪
塗料と接着剤は不使用、化学薬品やホルムアルデヒドもゼロなので、アレルギーやニオイが気になるあなたも安心です。
面取り加工がしてあり、布団の引っ掛かりや、角に当たってケガをするのを防ぎます。
コンパクトに折りたためて、お部屋を広く使えるのもうれしいですね。
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