賢い子に育てるには外遊びが欠かせない?
外遊びをたくさんした子が賢くなると言われるのは、外遊びを通して脳が成長するからなんです。
外遊びは、学習能力や社会適応力を高めてくれる効果が見込めます♪
そのため、子どもの生きる力を強くすることに繋がるんですね。
外遊びをたくさんした子は、運動神経や体の機能も強くなりますよ。
心と体が健康な賢い子を育てるヒントがわかりますよ♪
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外遊びをたくさんした子が賢くなるは本当?
外遊びをたくさんした子は、体力面だけでなく、学習能力や社会適応力が高くなるので、賢くなると言われています。
外遊びを通して、意欲や探求する喜びを味わったことが、その後の学力向上にも繋がるからです。
あなたは子ども時代にたくさん外遊びをしましたか?
学校から帰るとすぐに公園に行って、暗くなるまで遊んだよ!
学校から帰宅したらランドセルを放り投げて友達と公園や近所で走り回って遊ぶ。
夢中で木登りをして虫をとる。そんな子どもたちの姿はあまり見られなくなってしまいました。
外遊びをたくさんした子には体力や運動能力の向上や、認知的能力が発達すると言われています。
外遊びをしない子どもへの影響
逆に、外遊びをしない子どもたちには2つの力が足りないと言われています。
体の操作というと難しく聞こえますが、体の使い方のことです。
スキップをしたり、階段を片足ずつ下りたりといった動きです。
日常的なありふれた体の使い方が未熟な子どもたちが増えています。
さらに、習い事での決められたメニューに従って体を動かすのはできるけど、自由な環境の中で体を動かすことは苦手な子が多くなっているようです。
極端な話かもしれませんが、これでは日常生活にも影響が出てしまいそうですよね。
こうした状況に歯止めをかけるため、文科省は「幼児期運動指針ガイドブック」のなかで「1日60分以上、体を動かすこと」を推奨しています。
外遊びをたくさんした子を増やしたいという意識があるからですね。
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外遊びをたくさんした子に与える影響と効果
外遊びは、子どもの体だけでなく、脳の発達にもいい影響があるので、結果賢くなると言われているんです。
外遊びの効果は、脳科学や神経学の分野でも注目されているほどです。
外遊びが脳に与える影響と、外遊びの効果をまとめて見ましたよ。
外遊びが脳に与える3つの影響
賢くなると言われるのは外遊びを通して脳が発達するからなんです。外遊びが脳に与える影響が3つあります。
この脳に与える良い影響3つを具体的に説明しますね。
【影響1】学習能力の向上
外遊びでたくさん動き回ることで、認知能力を高められますよ。
特に小学校以降の学業や、間接的に仕事の成功につながる能力の向上にも効果があることがわかっていますよ。
子ども達は外でたくさん走りまわり、とにかく動き回るのが大好きですよね。
主に有酸素運動なのですが、有酸素運動をすれば認知能力を高められることがわかっています。
認知能力とは、テストで数値化できる知的な能力のことだよ。
外遊びは記憶や学習能力と関係のある脳の部位の成長に関係があります。
特に脳が急速に発達している子どもの頃の運動は、将来にわたる脳や、脳の神経系の発達に効果があると考えられているんですよ。
【影響2】感情をコントロールする能力の向上
外遊びは、興奮や感情を抑える経験を繰り返すので、感情をコントロールする力が身につきますよ。
外遊びをする時に、子どもは自らルールを作り、自由に遊びを創造しますよね。
この自由な遊びが脳の前頭前野の発達を促してくれます。
その結果、感情をコントロールしたり、社会適応力も高めたりしてくれるんですよ。
例えば、鬼ごっこで友達に追いつかれそうで必死に逃げている時、木登りで落ちそうになった時、脳は興奮と感情を抑えることを経験しているそうです。
興奮の経験は様々な活動へのやる気を引き出してくれることにつながります。
感情を抑えたり、興奮したりを交互に繰り返す経験は、計画性のない突発的な行動を抑える能力に繋がるんですよ。
【影響3】社会適応力の向上
外遊びを通じた経験は、子どもたちの社会適応力を高め、自主性を持った子どもに成長させてくれますよ。
子どもたちが外でたくさん遊ぶ時、どこにそんな元気があるの?って感じるほど、元気いっぱいで遊びますよね。
元気いっぱいでたくさん遊ぶことによって、情緒が安定するそうです。
さらにお友達との関わりや、成功や失敗の経験が社会適応力を高めてくれるんです。
その結果、子どもの自主性や、子どもが未来にポジティブなイメージを描くことに繋がっていくそうです。
社会適応力が向上するというのは、非認知能力が向上するということでもあります。
外遊びは、子どもが自分で失敗や成功の経験するのにとても役立ちます。これは非認知能力の向上に必要なことです。
小学生未満の小さな子でも、外遊びを通じて自然と鍛えることができますよ。
非認知能力とはテストで数値化できない心の力のことだよ。「やりぬく力」「意欲」「思いやり」などの子どもの将来にとても大切な力だよ。
外遊びをたくさんした子が賢くなるのは、脳に良いことをたくさんしているからなんですね。
外遊びが脳以外に与える効果
外遊びをたくさんした子が賢くなるということばかりお伝えしてきましたが、もちろん体にも良い効果がたくさんありますよ。
外遊びは体にも心にも良い効果がたくさんありますね。
【効果1】骨の健康な発育
太陽光にあたることでビタミンDがつくられ、丈夫な骨が作られますよ!
外遊びをしていると太陽光をたくさん浴びますよね。太陽光を浴びると体の中でビタミンDが作られます。
ビタミンDはタンパク質の働きを活性化するので、カルシウムとリンの吸収を促してくれます。
カルシウムとリンは正常な骨格と歯の発育を促してくれる栄養素だよ!
その結果、丈夫な骨が育ちます。ビタミンDは食品から摂取もできますが、太陽光に当たることでも作られるんですよ。
我が家では牛乳やヨーグルトが苦手な子供へマルチサプリを取り入れています。
食べやすいから、大人も食べてしまいます(笑)
子供より私の方が心なしか集中力が高まり、決断力が上がったきがします(笑)
【効果2】近視の予防、進行を抑えてくれる
外遊びは子どもの近視の発症を抑制してくれ、進行を遅らせてくれるという研究結果があります。
例えば台湾では、研究結果にもとづき、2010年より1日2時間以上の屋外活動を導入しています。
他にも、日本と同じように子どもの近視に悩んでいる中国やシンガポールでは、近視を予防する取り組みが積極的に行われているんですよ。
【効果3】自律神経機能を強くしてくれる
外遊びで外の空気に触れ、遊んで汗をかくことは、自律神経機能の向上に繋がるんですよ。
自律神経機能とは、基礎代謝や体温、血圧の調整などの脳と神経系の働きのことだよ。
この自律神経機能は教育の世界では「生きる力」と呼ばれるとても大切な機能です。
自律神経の発達は、体の調整だけでなく、子どもの意欲や自発性にも影響を与えると言われています。
【効果4】ストレスを軽くしてくれる
外遊びは、子どものストレスを軽くしてくれたり、幸福度を上げてくれたり、精神面でも良いことがたくさんあるんですよ。
運動する回数が多いことは、精神面の安定につながるという結果が報告されています。
他にも、エネルギーの回復や不安の解消、集中力や効率性を高めてくれます。
子どもたちだけなく、疲れた大人にも良さそうですね♪
【効果5】うつ状態の改善
外遊びをすれば、うつ状態を良くしてくれるということがわかっていますよ。
太陽光を浴びることで、体の中でビタミンDとセロトニンという物質が作られます。
ビタミンDとセロトニンはうつ状態を良くしてくれるという研究結果があります。
オーストラリアで行われた調査では、屋外活動をしている場合では、うつの傾向が低いということがわかりました。
外で元気に遊ぶことで、精神を元気にさせてくれるんですね。
【効果6】安全な付き合い方を学ぶ
外遊びをしていると、お友達や自然との安全な付き合いかたを学ぶことができますよ。
子ども達の遊びを見ていると、ヒヤッとすることがたくさんありますよね。
子どもは自由に発想して遊びますし、いろんなことに挑戦していきます。
筆者の子は高いところからジャンプするのが大好きで、いつもハラハラしています。
心配する大人をよそに、子どもたちの脳と体はいろいろなことを学んでいますよ。
この高さは足が痛くなるな。ここの砂場は柔らかいから少し高くても大丈夫。
この経験から危ないということや、安全に遊ぶにはどうしたらいいのかを学んでいくのです。
大人はできるだけ見守りつつ、必要な時に手をかしてあげるといいですね。
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外遊びをさせない親でも子供と一緒に楽しめるコツ
親の面倒くさい気持ちから外遊びをさせていない…。
外遊びをたくさんした子は賢くなるので、できるだけ外遊びをさせてあげたいところです。
ママやパパは大変ですが、できるだけ外遊びの時間を作ってあげましょう。
しかし、ママの中には公園遊びが苦手やつらいという人もいますよね。
赤ちゃんの外遊びって何をしたらいいの?外遊びにコツってある?
赤ちゃんや幼児におすすめの、簡単な外遊びを教えちゃいます。
外遊びをたくさんした子は賢くなるとお伝えしましたが、意識していきたいコツもあるんです。
簡単にできる外遊びを年齢別にまとめましたよ。
【生後3ヶ月~生後9ヶ月】におすすめの外遊び
コツは、外の世界をそのまま感じることです。
風の冷たさや、植物の匂いなど、自然をそのまま感じさせてあげましょう。
返事はなくても「お花が綺麗だね」「あれはチューリップだよ」などの簡単な声かけをしてあげましょう。
新生児期をすぎて外に連れ出せるようになった生後3ヶ月~9ヶ月ぐらいの赤ちゃんの脳、目まぐるしい速度で発達しています。
この大事な期間に外の空気に触れたり、感じたりして、良い刺激を与えてあげましょう。
歩けない赤ちゃんはベビーカーでお散歩を楽しみましょう。外の空気を吸って景色を眺めるだけで十分ですよ。
葉っぱや石など、いろいろな感触に触れさせてあげましょう。手で物をつかむ感覚を育てることにもなりますよ。
公園で他の子が遊んでいる様子を見ることで、赤ちゃんの視覚と脳が刺激されますよ。
ブランコや滑り台をする時はママやパパの膝に乗せてあげましょう。
【生後10ヶ月~生後14ヶ月】におすすめの外遊び
コツは、自分の体を使った新しい感覚を体験させてあげることです。
生後10ヶ月ごろになると、自分で動き回るようになります。探究心が芽生える時期に、外遊びは最適ですよ。
シャボン玉はまだ吹けないので、ママやパパが吹いてできたシャボン玉に触れさせてあげましょう。
砂場や水遊びでは、いろいろな感覚に触れることができます。
ボールを蹴ったり、投げたりする感覚も赤ちゃん自身の体に良い刺激を与えてくれます。
感覚を刺激することで、脳の神経も発達してきますよ。
我が家では子供も親もテンションが上がるかわいいボールを使っています。
ボールのサイズも子どもが扱いやすいサイズ感で、座ってコロコロ転がす姿にキュンキュンします。
【生後15ヶ月~生後24ヶ月】におすすめの外遊び
この時期の外遊びのコツは、子どもたちの思考や想像力を発揮させてあげるようにしましょう。
自分で考えて行動することができるので、想像力や創造力を発揮、発達できる遊びがおすすめです。
いずれも想像力の必要な遊びです。自由な発想で遊ばせてあげましょう。
ごっこ遊びをする際は、シャベルやバケツなど砂場で使えるおもちゃがあると良いですね。
動きが活発になるので、お砂場着を着せてお出かけがおすすめです。
【2歳~3歳半】におすすめの外遊び
外遊びを楽しむコツは五感を刺激してあげることです。
魔の2歳児、魔の3歳児という言葉がありますが、この時期の子どもたちは自己主張が激しくなってきます。
この時期の子どもたちは、赤ちゃんの頃と同じように、五感を通して外の世界を理解しようとします。
家の中でテレビを見ているだけでは、視覚と聴覚しか刺激されません。
外遊びを通して五感全てを刺激してあげると良いですよ、
五感全てが刺激されるように、あえて道具も使ってみてください。
自分でやりたがる時期なので、危ないこと以外は自分でさせてあげましょう。
【3歳半~5歳】におすすめの外遊び
自分でできることが増え、自立心が芽生える時期です。
外遊びのコツは、自分のやりたいように遊ばせてあげながら、ルールを教えてあげることです。
小学校入学を控えたこの時期の外遊びは、社交性や運動能力を高めるためにとても大切です。
お友達と遊ぶ時期でもあるので、我慢する力や集団でのルールなどが身につくように、ママやパパはフォローしてあげると良いですね。
外遊びをたくさんした子が育つように、ご紹介した外遊びを参考にたくさんお外で遊ばせてあげてくださいね♪
外遊びする時間がない時は家の中でできることをしよう
ここまで、どれほど外遊びが子どもの成長に良いかお伝えしてきましたが、外遊びさせてあげられないと不安やプレッシャーに思わなくても大丈夫ですよ。
外遊びができない時は、家事を手伝ってもらったり、体操をしたり、家の中でできることを楽しみましょう。
文科省は「1日60分以上体を動かすこと」をすすめています。
ただ、これは保育園や幼稚園、学校などの屋内も含めて1日の生活において、体を動かす合計時間のことです。
天気が悪い日もありますし、習い事で遅くなる日もあります。
園や学校には外遊びの時間もあるので、そんなにプレッシャーに思わなくても大丈夫です。
外遊びができない日は、小学生にはお手伝いとして雑巾掛けなど、体を動かすことをしてもらってもいいですよ。
さらに小さい子がいる場合は、体操やダンスなどテレビを見ながらしてもいいですよ。
習いごとの詰めすぎには気をつけて、平日の1日は何もない日を作ってあげるといいですね。
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外遊びをたくさんした子は賢いかのまとめ
- 賢い子に育てるには外遊びが重要
- 外遊びをたくさんした子は脳の発達にもいい影響があるので、賢くなると言われている
- 外遊びをしない子どもたちには、「体を操作する力」「自発的に運動する力」が足りないと言われている
- 外遊びをたくさんした子は学習能力の向上、社会適応力の向上、感情をコントロールする力が身につく
- 外遊びをたくさんした子は、骨が丈夫になり、近視の予防効果もあり、体にもいい影響がある
ママやパパは大変な時もありますが、できる範囲でお外で遊ばせてあげましょう。
子どもが大きくなったときに、きっと役に立ってくれますよ。
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