家庭用プールの消毒にミルトンは使用できる?
家庭用プールの消毒にミルトンの使用は安全上おすすめしません。
家庭用プールの消毒に身近なものを使おうと思うかもしれませんが、やめましょう。
ミルトンは哺乳瓶などの消毒に使われますが、プールの消毒用に作られたものではありません。
使用上の注意事項にも「用途外で使わない」とされていますよ。
消毒剤を入れるタイミングやプールの水は何日使えるのかも紹介します。
プールの衛生面をバッチリにして、夏を楽しく過ごしてくださいね。
プールの水を入れっぱなしでは雑菌の繁殖が気になるし、毎回入れ替えるには水道料金が…。
そんな時に役立つのが、プール除菌剤「みまもる天使みっちゃん」。
塩素不使用で肌に優しいのが、多くの子育てママに選ばれた人気の理由です。
家庭用プールの消毒にミルトンは使用できる?
ミルトンは赤ちゃんが口にする哺乳瓶の消毒に使われるから、プールの水の消毒に使っても大丈夫よね?
家庭用プールの水の消毒にミルトンの使用は安全上おすすめしません。
暑い夏に水遊びをするのは子どもたちの楽しみですよね♪
毎回プールに連れて行くのは親の負担も大きいので、家庭用プールで遊ぶ家庭も多いでしょう。
毎回水を入れ替えるのは面倒だし、水道代も高いから、消毒して何日か水を使いまわしたいわ。
水の消毒に身近なものを使いたいと考えるかもしれませんね。
ミルトンは、赤ちゃんが口にする哺乳瓶・乳首の他、手指・皮ふ、ガーゼ・包帯・衛生器具などに使用される消毒液です。
しかし、ミルトンの『「使用方法」に関する注意』で『定められた用法・用量を厳守してください』とあります。
消毒液は、肌に直接触れたり、目に入ったりすると危険なものです。
ミルトンは、プールの水の消毒用に作られたものではないので、安全上やめましょう!
家庭用プールの消毒は安全性が保障された専用の消毒薬を使うのがおすすめ。
専用でなくても、使用方法でプールの水の消毒が公式に推奨されている製品を使いましょう。
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家庭用プール消毒の代用にハイターは使える?
キッチンハイターとプール消毒の匂いは同じだけど、家庭用プールの水の消毒に代用できる?
家庭用プールの消毒にハイターを代用するのは、危険なのでやめましょう。
キッチンハイターは、キッチン用品の漂白や除菌・脱臭等が用途とされており、「用途外で使わない」ことが大切。
キッチンハイターは成分が次亜塩素酸ナトリウムだけでなく、界面活性剤や水酸化ナトリウムも入っています。
直接水が肌に触れたり目に入ったりすると危険なので、家庭用プールの水の消毒で使うのはやめましょう。
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家庭用プール消毒の代用にイソジンは使える?
うがい薬のイソジンは口に入っても大丈夫だから、家庭用プールの水の消毒に代用してもいいかな?
家庭用プールの水の消毒にイソジンを代用するのは安全上おすすめしません。
イソジンの有効成分ポビドンヨードは、世界中で感染対策に使われている代表的な殺菌消毒剤。
うがいや手洗い、傷の殺菌・消毒などに使われます。
家庭用プールの水の消毒用に作られたものではありません。
ミルトンやハイターと同じく、イソジンも使用上の注意を守り、用途以外で使わないようにしましょう。
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家庭用プール消毒におすすめの除菌剤4選
家庭用プールの消毒は安全性が保障された専用の消毒薬を使いましょう。
ここでは、家庭用プールの消毒におすすめの商品を紹介します。
塩素が入っている消毒は使いたくないという家庭もあるので、塩素不使用の消毒剤も紹介しますよ。
どの商品も、薬品のため、用法・用量を必ず守ってくださいね。
プール以外にも使い勝手のいい塩素系消毒剤
家庭用プールにおすすめの、塩素系の商品を紹介します。
塩素(次亜塩素酸ナトリウム)は、取扱いに注意が必要ですよ。
「ピューラックス」と「次亜塩素酸水生成パウダー」を紹介します。
幅広い現場で支持されている「ピューラックス」
ピューラックスは、次亜塩素酸ナトリウム6%を成分とする医薬品の殺菌消毒剤。
プール専用のものではありませんが、プール水の消毒に使えます。
公式HPにも、「プールの衛生管理」と紹介されていますよ。
使用する時は、必ず塩素濃度の確認をしましょう!
ピューラックスは、確実な殺菌力と優れた安定性で、プール遊泳水などの消毒に実績と高い評価を得ています。
飲料水の消毒から、食品関連施設の衛生、医療・福祉現場など、幅広い場面で活躍している消毒剤です。
水と混ぜる量により、次亜塩素酸ナトリウム濃度の調整が可能です。
塩素系消毒剤は取扱いに気を付けましょう。
他の商品と混ぜてはいけないなどの注意事項は、危険にかかわるので必ず確認して守りましょう。
使用する際は、ゴム手袋などを付けるといいですよ。
水に溶かすと弱酸性「次亜塩素酸水生成パウダー」
次亜塩素酸水生成パウダーは、家庭用プールの消毒はもちろん、水の量を調節するだけで、様々な用途に使用できます。
プールの水は濃度調整しながら数日間そのまま使用できますよ。
プールには、水150Ⅼごとに付属スプーン小1杯(0.25g)使用(1ppm程度になります)。
600Ⅼには、付属スプーン大1杯(1g)になります。
薬剤が余ったとしても、濃度を調整すれば、子どもが触れるおもちゃの除菌から、嘔吐物の除菌清掃まで、幅広く使えます。
家庭にあると掃除などで除菌・消臭に大活躍しますよ。
匂いが気にならない!子育て家庭に好評の非塩素除菌剤
塩素系の薬剤の使用は不安、塩素の独特なにおいが気になるあなたには「非塩素除菌剤」がおすすめです。
小さい子どもがいる家庭では、塩素が入っていない方が安心だという声が多いです。
非塩素で安全性の高い「みまもる天使みっちゃん」
非塩素でアトピー体質の体にもやさしい「みまもる天使みっちゃん」。
一般的なお風呂くらい(200ml)には10~15mlを、家庭用プールには1トン(1000L)の水に50~100mlの割合で入れて使用します。
使用人数により上記の範囲で濃さを調整しましょう。
安全性の高さを示す経口毒性は、高い数値になっています(数字が大きいほど安全)。
塩素系消毒剤(次亜塩素酸ナトリウム)の経口毒性と比べると、格段に安全性が高いですよ。
3日以降は水の継ぎ足し分の適量を入れるといいですよ。
水の入れ替えは3日または大きいプールは1週間以内が目安です。
子どもに安心の非塩素除菌剤「SwiSui」
1回の利用で3日間水の入れ替え必要なし、非塩素系除菌剤の「SwiSui」です。
200Lに対してキャップ2杯入れて使用します。
水を替えず、水が減って水量を追加した分は、除菌剤を継ぎ足す形で利用できますよ。
3日に1回は水を変えてくださいね。
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家庭用プールの消毒は必要か?その理由とは
そもそも家庭用プールの水って消毒する必要があるの?
家庭用プールの水も消毒した方が水質管理の面で安心・安全です。
水遊び開始前に消毒剤でプール内の水を消毒すると、菌の増殖を抑え、より安全に水遊びができます。
また、プールの水の入れ替え頻度は、衛生面から考えて「毎回新しい水に取り換える」方が安心で安全です。
ただ、大きいプールを使っている場合は、毎回水を入れ替えると労力も水道代も大変ですよね。
そのような場合は、消毒剤をぜひ利用してみてくださいね。
消毒すると、毎回水を入れ替えなくても水質を保ちつつ使用できますよ。
なぜ消毒が必要なのか
家庭用プールを消毒しないと、プール水の中で菌が繁殖してしまいます。
プール水中で繁殖する菌は、大腸菌や一般細菌等がありますが、中でも1番注意すべきは「レジオネラ属菌」
レジオネラ属菌はプールで水をバシャバシャする時に起きる飛沫(エアロゾル)を吸い込むと感染します。
レジオネラ属菌は、命にかかわるレジオネラ症肺炎の原因となりますよ。
消毒は、レジオネラ菌だけでなく、アデノウイルスなど、夏かぜ・はやり目などを引き起こすウイルスに対して効果が期待できます。
様々な感染症予防にも、消毒をおすすめします。
家庭用プールの消毒が必要な場合
家庭用プールでも消毒で水質管理をすることは大事です。特に以下の場合は消毒をしましょう!
大勢で入ると、菌が持ち込まれる可能性が上がります。
プールの水を数日使いまわす場合、どんどん菌が繁殖するので、消毒しましょう!
水道水には、微量の塩素が含まれていますが、井戸水は全く塩素が含まれていません。
そのため、水道水よりも菌が繁殖しやすくなるので、消毒をしましょう。
家庭用プールでも、菌の繁殖を気にせずに安心して遊ぶためには、消毒は必要ですね。
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家庭用プールの消毒で安全にプールを楽しむコツ
家庭用プールの消毒で安全に楽しむには、適切な塩素濃度を維持することが大切です。
消毒剤は、濃度が濃いと肌や目などに危険ですし、薄いと消毒が十分されず意味がなくなってしまいますよ。
また、安全に遊ぶために、水の入れ替えタイミングや水質悪化のサインも知っておきましょう。
塩素系消毒液を使う場合は濃度に注意
家庭用プールの水を消毒する場合、塩素濃度を「0.4~1.0ppm」で維持しましょう。
一般的に水の消毒に使われるのは、塩素です。
学校プール・公共施設プール等、不特定多数が利用する施設では消毒のために塩素が必ず入っていますよ。
厚生労働省の指針で、「遊泳用プールの衛生基準」の維持管理基準は、塩素濃度を「0.4~1.0ppm」で維持することとされています。
学校プール・公共施設プールなどもこれに準じて塩素濃度を調節しており、家庭用プールも同じですよ。
塩素濃度は、日光(紫外線)や空気中への拡散で低下します。
遊んでいる途中で、どんどん低下していくので、それも考慮して濃度を調整するのが大切です。
遊び始めのおすすめ塩素濃度は0.7ppm程度。
遊び始めが0.7ppm程度だと、遊んでいるうちに濃度が低下しても、基準内で維持できます。
プールに消毒剤を投入するタイミング
塩素投入のタイミングはプールに入る直前です。
塩素濃度は、日光(紫外線)や空気中への拡散で低下するので、入れるタイミングが早すぎると下がってしまいます。
プールの水を数日間使いまわす場合は、水遊び後も消毒をしましょう。
遊んだ後の消毒で、一般殺菌等の増殖が抑えられ衛生的な水質が維持できますよ。
再び使用する際には塩素濃度を測定し、基準に達していない場合は対処しましょうね。
プールの塩素濃度は水質検査紙でチェック
塩素系の消毒剤を入れたら、水質検査紙を使って濃度を確認しましょう!
濃度が濃いと肌に触れたり目に入ったりすると危険ですし、薄いと消毒が十分されず意味がなくなってしまいます。
水質検査紙があれば、専門知識がなくても、試験紙の色の変化で簡単に判定できるので安心ですよ。
使い方は、リトマス紙のように試験紙を水に1秒浸し、水平にして15秒待って、色を確認するだけ。
適切な塩素濃度で、安心安全にプール遊びができるといいですね。
水質悪化のサインと水の入れ替えタイミング
消毒してある水は何日くらい使いまわしていいのかな?
使用する薬剤の性質によって変わるので、薬剤の説明書を参考にしましょう。
薬剤の説明書に、「3日経ったら水を入れ替えましょう」など書いてあるものは、それに従ってください。
特に説明書きがなく、濃度などがきちんと管理されていても、1週間程で入れ替えた方がいいでしょう。
塩素濃度の確認は、遊ぶ時に毎回行ってくださいね。
日数の他に、以下のようなサインが見られたら、水質が悪化しているので、水を入れ替えましょう。
水が白濁したり、ドブの匂いがしたりするのは、菌が増殖しているということ。
子どもを遊ばせるのはやめて、水を入れ替えてくださいね。
消毒液と一緒に使って衛生管理をさらに強化するコツ
薬剤を使用するほかに、ゴミや虫が入らないようにしたり、ろ過ポンプを使ったりすると、よりいいですよ。
プール使用後は、蓋やブルーシートをかけておくと、虫やゴミなどが入るのを防げます。
遊び終わった後に髪の毛などのゴミをすくっておくのも、水質を保つのにいいですよ。
大型プールではろ過ポンプを利用すると、さらに衛生面で安心です。
水中の不純物をより完全にろ過するために効果的なフィルターで、水をキレイに保ちます。
フィルターカートリッジ1個付きです。
家庭用プールの消毒にミルトンは使用できる?まとめ
- 家庭用プールの水の消毒にミルトンの使用は、安全上おすすめできない
- 家庭用プールの消毒にハイターやイソジンは代用できない
- ミルトン・ハイター・イソジンはプールの水の消毒用に作られたものではないので、用途外で使わないこと
- 家庭用プールの消毒は安全性が保障された専用の消毒薬を使うのがおすすめ
- 塩素系消毒剤は「ピューラックス」や「次亜塩素酸水生成パウダー」がおすすめ
- 「みまもる天使みっちゃん」「SwiSui」は塩素不使用の消毒剤で、肌に優しく安全に使える
- 家庭用プールの水も使用中の菌の増殖を抑えて、安心して遊ぶためには消毒が必要
- 多人数で入る、プールの水を数日間使いまわす、井戸水等の塩素殺菌されていない水を使用する場合は特に消毒するべき
- 家庭用プールの水を消毒する場合、塩素濃度を「0.4~1.0ppm」で維持するのが大切で、水質検査紙を使って濃度を確認するとよい
家庭用プールで消毒する際に家にあるミルトンなどで代用できればと考えますが、おすすめできません。
どんな薬剤でも用途を守って使うことが大切です。プール用の消毒剤は特に用法容量を守りましょう。
適切に消毒した安心安全な水で、家庭用プールを思いっきり楽しんでくださいね♪
塩素不使用でアトピー体質の体にもやさしい「みまもる天使みっちゃん」。
細菌の繁殖やぬめりを抑えてくれるので、数日間水替えしなくても大丈夫です。
安全性が高く、万が一小さな子どもが口にしても安心ですよ。
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