50代に色無地でおすすめの色は?紋の数と帯からコーデのポイント紹介

50代が色無地の着物を購入する時、おすすめしたい色は肌を明るく見せる色です。

着物の色がくすんでいると、10歳老けた印象を与えるといわれています。

いざ購入するとなると、何色の色無地を購入すればいいのか悩みますよね。

この記事では、50代におすすめの色を選ぶポイントをシーン別で紹介しまとめています。

色無地を購入するなら、どんなシーンで着られるのか知っておくと色を選ぶ基準に役立つこと間違いなし♪

また色だけではなく、紋の数との組み合わせも着用シーンでは重要です。

この記事を読めば、あなたのライフイベントにピッタリの色無地を選ぶ事が出来ますよ。

色無地の色で悩んでいるのであれば、思い切ってピンクはどうですか?

明るすぎず控えめなシクラメンピンクは、あなたの肌を明るく見せてくれますよ。

50代の色無地におすすめの色と選ぶときのポイント

50代が色無地を選ぶときのポイントは、肌を明るく見せる色を選ぶことです。

50代だからといって、着てはいけない色はありません。

色無地は、黒以外の一色で染めた着物のことで、柄がない分上品であり、季節によって変える必要がないのがメリット。

ポイントをおさえて色を選べば、素敵に着こなせますよ。

艶によっても、見え方が変わってくるので、色と艶はセットで選んでくださいね。

ここからは色無地の色と艶を選ぶときに注意したいことを紹介していきます。

肌を明るく見せる色を選ぶ

50代の色無地の色で一番注意したいのは、｢肌を明るく見せる色を選ぶ｣ことです。

肌を明るく見せる色…華やかならピンクやパステルカラー、落ち着いた着物であれば紫やベージュ、淡いグレー。

着物の色がくすんでいると、肌も同様に見られ、10歳老けた印象を与えるといわれています。

同様に、落ち着きすぎる色も実年齢より上に見られてしまうので注意が必要です。

50代では落ち着いた色を選んでしまいますが、肌が明るく見える色を選ぶことで、若返った印象を与えますよ。

あなたの好きな色を選び、肌が明るく見えるか確かめてみるのも良いでしょう。

年代を問わず万能な色を選ぶ

50代に問わず年齢に関係なく長く着られる色、例えば薄い黄緑や水色、光沢のある生成り色などもおすすめです。

特に、フォーマルな場面で着用する機会が多い人は、清潔感があって上品な印象を与えられる色を選ぶと良いでしょう。

色選びの際には自分自身が何を表現したいか、どんな場面で着るかを考慮して選択してくださいね。

色無地のピンクは50代にもおすすめ♪

ピンクは若々しさを演出するだけでなく、肌を明るく見せる効果があるので、むしろ50代にもおすすめです。

ピンクといえば、若い女性をイメージして50代で着るのは迷ってしまうかもしれません。

しかし、桃色や桜色・鴇(とき)色など日本の伝統色の中にたくさんのピンクがあり着物に使われているため、50代に似合う色もあるのです。

女性らしさを象徴する色であり、美しさや健康をイメージさせるプラス効果もあるピンク色。

むしろ、年齢を重ねた方が、ピンクの着物から漂う優雅さや温かみがさらに引き立つかもしれません。

50代にピンクの色無地がおすすめな理由

ピンクは肌をきれいに見せたり、気分が上がったりする他、大人の女性の上品さもあるため50代にもおすすめです。

ピンク色は肌を綺麗に見せ、リフトアップ効果も期待できるので、50代にとっては非常にプラスなんです。

また、ピンクは着用するだけで気分がワクワクするという声も多く、この気分の高揚感はメリットですね。

さらに、若々しい印象を与えつつ、大人の女性の上品さも兼ね備えているため、50代でも違和感なく着こなせますよ。

50代はどんなピンクを選べばいい?

年齢にかかわらず、あなたの肌や髪の色・雰囲気によって、どのタイプのピンク色が似合うかが異なります。

「ピンク」と言っても、伝統的な桜色などの他、ローズピンクやサーモンピンク、ベビーピンクなど様々な色があるので迷いますよね。

どのタイプのピンク色が似合うかは、肌や髪の色・雰囲気によっても異なるので、実際に着物をあててみて鏡で確認すると良いですよ。

顔に近づけると顔色がふわりと明るくなるのが似合う色だと言われます。

もし鏡で見ても自分で判断が出来ない場合は、写真に撮り客観的に見たり、友人や家族に選んでもらったりするといいしょう。

50代が色無地で着てはいけない色はある?

50代で色無地の着物を選ぶ際に、具体的に「着てはいけない色」という設定はありません。

しかし、50代には落ち着きと上品さもほしいですよね。

肌を明るく見せる色が一番ですが、鮮やかすぎる色は避けた方がいいです。

鮮やかすぎるピンクや強い緑などの色は長く着られるかという観点からも避けた方がいいでしょう。

艶が与える印象

50代で色無地におすすめは｢光沢｣や｢マット｣といった艶です。

生地を選ぶときは色だけでなく艶も一緒に選ぶのも大切。色と合わせて、しっかり選んでいきましょう。

色無地の生地の艶が、与える印象を紹介します。

シーンによっては光沢を控えた方がいい場面もあるので注意が必要です。

色と艶の組み合わせで印象が変わるので、選ぶときには忘れずにチェックしてくださいね。

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50代色無地のコーデを紋の数をもとにシーン別で紹介

50代に関わらず、色無地を着ていくのに適切なシーンは、生地に織り込まれる｢紋｣(もん)の数で決まります。

紋の数には、五つ紋・三つ紋・一つ紋・紋なしと全部で4パターンあります。

｢紋｣(もん)…基本的に「家紋」を指し、家系や身分を表すために着物につけられる模様のこと。数が多いほど｢格｣が高いといわれる。

50代のあなたのライフイベントに合わせ、着ていく場面を想定し選ぶのがおすすめ♪

ここからは、紋の数と着用シーンを詳しく紹介するので、参考にしてみてくださいね。

シーン別に帯と色無地のコーディネートのポイントも紹介しているので要チェックです♪

【五つ紋】最も格が高い色無地!式典や授賞式に

五つ紋は、着物の中で最も格が高い留袖に次ぐ正装です。

紋は、背に1つ、左右の胸にそれぞれ1つずつ、両袖の後ろ側にも1つずつ計5つ入っているのが特徴です。

正式な式典や授賞式、親族の結婚式等のフォーマルな場に着用します。

色無地は控えめな単色の着物なので、帯は金糸や銀糸で織り上げられた物と合わせるのがおすすめです。

【三つ紋】親族の結婚式や正式なお茶会に!

三つ紋は準礼装になり、フォーマルな場面で着用する着物です。

紋は、背に1つ、両袖の後ろ側にも1つずつ計3つ入っており、正式なパーティーや、お茶席などでも着用できます。

格が高い着物なので、普段着や外出着としては向いていない着物です。

黒帯を締めれば、お葬式や法事にも着用で出来ますよ。

【一つ紋】様々なシーンで着用できる!1着あると便利♪

一つ紋は、色無地の中で最も一般的で、着用できるシーンが多いので1着はもっておきたい着物です。

言葉通り紋は、1つで、背にのみ織り込んであります。

1番の特徴は、帯の合わせ方次第で格が変わるので着用できるシーンが変化するところです。

一つ紋はシーンに合わせて帯とコーディネートすれば、どこへでも行ける着物になりますよ♪

金糸を使用した帯を選べば友人の結婚式、黒の帯を選ぶと告別式や葬儀、法事に着用できます。

【紋なし】カジュアル場面に!帯でセミフォーマルにも

紋なしは、略礼装になり、カジュアルな場面や普段着や外出着として最適な着物です。

かしこまったシーンには、向いていません。

格の高い帯を締めれば、お茶席や七五三などにも着用出来、カジュアルにもセミフォーマルにも対応する着物です。

お食事会や結婚式の招待状に｢平服｣と書かれていれば、紋なしの着物を着用し参加出来ます。

50代の色無地コーデはライフイベントから考える

50代で購入する色無地は、これからのライフイベントに合わせ色や紋を選ぶと活躍の場を増やせます。

50代の主なライフイベントから着用シーン別に色、紋の数などをまとめました。

	紋	色無地の色	帯
正式な式典や授賞式 結婚式(親族)	五つ紋	明るい色 華やかな色 (ピンクや薄い黄色等)	金糸・銀糸使用した帯 袋帯	親族の結婚式は留袖を着るのがマナーとされている。 色無地であれば同格の五つ紋がふさわしい
正式なお茶会 七五三 お宮参り	三つ紋一つ紋	明るくお祝いにふさわしい色 (パステルカラーや薄い紫)	金糸を使用した帯 袋帯	名古屋帯を合わせると上品な品格をだせる
法事・通夜 告別式	三つ紋 一つ紋	薄紫、グレー等	黒色 喪服用の帯	光沢が無い生地を選ぶ 告別式では草履とバックも黒がベスト
入学式 卒業式 顔合わせ挨拶	一つ紋 紋なし	明るくお祝いにふさわしい色 (パステルカラーや薄い紫)	上品な色合いの帯 袋帯	帯はセミフォーマルの物を
普段のお茶会などお稽古事	一つ紋	お好きな色	名古屋帯	柔らかい落ち着いた着物がお茶席には合う
食事会や観劇	紋なし	お好きな色	名古屋帯	落ち着いた色合いの名古屋帯で上品にカジュアルダウン
普段着 外出着	紋なし	お好きな色	名古屋帯	自由でOK

卒業式には一つ紋か紋なしで、淡い寒色系や濃紺などの落ち着いた色か、淡いピンクや若草色などがおすすめです。

シーンを想定してコーディネートすると｢せっかく色無地を仕立てたのに、着用する機会がないなんて…｣とはなりません。

上記を参考に、あなたにライフイベントにピッタリな色無地を購入してください。

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50代の色無地着物どこで買う?おすすめの通販サイト3店

色無地は、実店舗だけではなく、通販サイトでも購入できます。

50代で色無地を購入しようと思った時、｢着物はどこで買えるんだろう｣と悩みますよね。

そこで色無地を購入できる、おすすめの通販サイトを3店紹介♪

どのサイトも、着物と帯などの必要な小物を一式揃えることができます。

50代の色無地選びに困った時は、電話相談できる通販サイトもありましたよ。

【きもの365】アフターケアばっちり♪年代から選べる

きもの365は、着物と共におすすめの小物も表示されるので、一緒に揃えることが出来ます。

年代別や着用シーンからも選べるので、参考にしてくださいね。

サイズも細かく表示されているので、あなたの体系に合わせ選べます。

購入後は有料なりますが、着用後の汗抜きや撥水加工の再施行を依頼できるアフターケアサービスがあるので安心♪

【銀座 きもの青木】価格・色味・サイズから選べる!

銀座 きもの青木は、銀座に実店舗を構え、リーズナブルな物から高級品まで取り扱っているお店です。

サイト内では、マネキンに着つけてある状態で表示されるので着用後のイメージが湧きますよ。

使用されている帯なども、商品検索で購入できるようになっています。

商品説明が丁寧でわかりやすいので、どういった場所に着ていく着物なのか参考にして選べるのも嬉しいですよね。

リユース商品も取り扱っているので、価格を抑え購入する事も出来ますよ。

【みやこさかえ】商品を自宅で確認でき電話で相談も!

みやこさかえは、自宅に商品を取り寄せ確認することが出来、電話での相談も出来る通販サイトです。

さらに、色無地専門店であり、楽天からも注文で出来るのも魅力。

自宅で実際に生地を確認できるので、思っていた色と違うなんてこともないはずです。

生地を肩にかければあなたの肌がどう見えるか確認できるので、1番明るく見える色を選べますね。

50代色無地でおすすめの色は?まとめ

• 50代が色無地の着物を購入する時、おすすめの色は肌を明るく見せる色で、ピンクやパステルカラー、紫、薄いグレーがある
• ピンクは、肌をきれいに見せたり、気分が上がったりするほか、大人の女性の上品さもあるため50代にもおすすめ
• 50代で色無地におすすめの艶は、｢光沢｣や｢マット｣
• 色無地を選ぶときは、生地に織り込まれる｢紋｣(もん)の数も大切で、着用するのに適切なシーンがあり4パターンある
• 一つ紋は、色無地の中で最も一般的で、締める帯の格で着用できるシーンを変えることが出来るので1着あると着まわせる
• 50代で購入する色無地は、これからのライフイベントに合わせ色や紋の数を選ぶと活躍の場を増やせる
• 色無地は実店舗だけではなく、通販サイトでも購入でき、おすすめは｢きもの365｣｢銀座 きもの青木｣｢みやこさかえ｣の3サイト

50代になり、初めて色無地を購入しようと思う考える女性は多いです。

｢50代の色無地におすすめな色は何だろう｣と悩んでいるあなた。

あなたの好きな色を選び、肌が明るく見え、気持ちもワクワクすれば、それがおすすめの色です。

この記事が、あなたの50代からの色無地選びの参考になれば幸いです。

実は、50代にもピンクの色無地の着物は人気です!

ピンクは、女性らしいイメージと緊張を和らげる効果があり、第一印象を良くしてくれます。

人間関係を円滑にしてくれる効果も期待できますよ。