一見すると「使いにくい?」と感じるフルオープンタイプの書道セットは、道具の片付けがしやすいと好評です。
子どもが書道教室に通ったり、小学3年生から書写の授業で毛筆を使ったりすると、書道セットが必要になります。
書道セットは多くの場合、中学校でも使いますし、習い事で使う場合も多いでしょう。
他の学用品とは異なり、比較的長期にわたり何度も使う機会があるのが書道セットです。
道具の使い勝手によっては「使いにくい!」と買いなおす羽目になることも。
書道セットを使う子どもにとって、どのようなタイプが使いやすいのか、購入前によく確認しておきましょう!
書道セットの口コミでは「付属の筆はすぐにダメになったので買いなおした」という声が多数。
筆の扱いや毛筆書きに慣れてきたら、良い筆に替えてみると、字も一気に上達したように感じますよ!
レビューも高評価が多数のお得な大筆・小筆の2本セットです。
書道セットのフルオープンは使いにくい?
子どもの書道セット選び、フルオープンは使いにくいの?
フルオープンタイプの書道セットは、道具の片付けがしやすく、使いにくいことはありません。
通常、小学校の授業で毛筆を使った書写の授業が始まるのは3年生からです。
小学3年生になると、学校で書道セット共同購入の申込書を配布されることも。
中には、習い事で低学年から書道セットを購入する場合もあるかもしれませんね。
我が家は習い事のため、小学1年生の時に書道セットを購入しました。
どんなタイプがあるのか知っておけば、子どもにとって使いやすい書道セット選びができますよ♪
実は、書道セットは収納バッグの違いによっていろいろなタイプがあるんです。
その中でも多くの教材メーカーが子どもの使いやすさを考慮して、フルオープンタイプを採用しています。
「書道セットが使いにくい!」と買いなおすことにならないよう、使いやすいものを選びましょう!
あわせて、書道セットに入っている道具や後で用意する道具についてもお伝えしますね♪
フルオープンタイプの書道セット
フルオープンタイプの書道セットとはどのようなものか、改めて解説します。
書道道具をまとめて入れておく手提げバッグの形状が、底以外の3辺が開くことでフラットな状態になるものを指します。
一言でフルオープンの書道セットと呼ぶものの、大きく分けて3タイプあります。
そのため、選んだタイプによって使い勝手が変わってくることも。
フルオープンの書道セットにはどのようなタイプがあるのか、メリット・デメリットを比較してみましょう。
半紙を折らずに入れられるタイプ
フルオープンの書道セットと言えば、このタイプが主流と言えるでしょう。
手提げバッグの底以外の3辺を、ファスナーでぐるりと開けることができます。
【メリット】バッグに細かい仕切りがなく、道具を並べるだけで収納できる
【デメリット】商品によっては収納量が少ない
広げたバッグの上に載せるように道具を並べ、最後にファスナーを閉じるだけで片付け完了です。
道具を無造作に入れても、ファスナーさえ閉まればバッグに収まってくれます。
細かい仕分けが苦手な子どもでも片付けできますね♪
バッグの中に仕切りがないので、比較的入れるものの大きさは問いませんが、マチが小さいと収納量が少ないと感じることも。
筆洗いのペットボトルは、カラビナでバッグに取り付けるアイディアもありますよ!
道具入れと半紙入れが左右に分かれているタイプ
バッグの底以外の3辺をぐるりと開けることができる点は先ほどと同じです。
他方、こちらのタイプは、紙類をしまうスペースと、中皿や筆類、墨汁などの道具をしまうスペースが左右に分かれています。
【メリット】道具をしまう場所が細かく決まっている
【デメリット】半紙に折り目がつくことも
道具と紙類を別々に保管するので半紙が汚れにくい一方、あまりに多く詰め込むと折り目がついてしまうことも。
道具をしまう場所が決まっているので、一見しただけで入れ忘れに気付きやすくなりますね♪
道具の入れ忘れがすぐに分かるので、忘れ物が減りました!
道具と紙類をきちんと分けて入れたい几帳面な子どもにおすすめのタイプです。
スナップボタンどめのハードケースタイプ
書道セットと言えば、このタイプを連想する親世代も多いのではないでしょうか?
こちらはファスナーでの開閉でなく、バッグの開口部はスナップボタンでとめることがほとんどです。
【メリット】半紙に折り目がつかずに入れられる
【デメリット】バッグ自体が重い・収納量が少ない・ものを多く入れすぎるとスナップボタンがとめられない
半紙はバッグの中で軽く曲げた状態なので、折り目がつかないのは嬉しいですね。
一方、新聞紙や書き損じ半紙がかさばると、スナップボタンがとめられないことも。
無理矢理とめても、思いがけずスナップボタンが外れ、バッグの中身がこぼれ落ちたという声もありました。
書き損じ半紙などは整理して、バッグに詰め込みすぎないようにしましょう。
ネット通販で書道セットの購入を考える場合、「フルオープンタイプ」と検索すると様々なタイプが出てきて混乱が予想されます。
検索して見つかったものが、あなたの欲しいタイプの書道セットかどうか、しっかり確認する必要があります。
ハーフオープンタイプの書道セット
ハーフオープンタイプは、ビジネスバッグやボストンバッグの形状をイメージすると分かりやすいでしょう。
手提げバッグの左右の辺の中間あたりまではファスナーで開けられるタイプです。
【メリット】フックに引っ掛けた状態でも、物の出し入れがしやすい
【デメリット】フルオープンタイプと比較してバッグの開口部が狭いため、かさばるものが入れにくい
また、ファスナーで底以外の3辺をぐるりと開けられるが、サイドにマチがついており、扇のように開くタイプもあります。
トートバッグタイプの書道セット
手提げバッグは一般的なマチ付きのトートバッグとほぼ同じ形状です。
トートバッグタイプはバリエーションも多く、一見して書道セットには見えないほどデザイン性の高いものもあります。
【メリット】最低限入れておく道具以外にも収納できるほど大容量
【デメリット】大きなサイズの物は出し入れがしにくい
このように、フルオープンタイプでも3種類、フルオープン以外だとハーフオープンタイプとトートバッグタイプがあることが分かります。
もちろん、ハーフオープンタイプやトートバッグタイプでも使いにくいことはありません。
道具の出し入れのストレスを少しでも軽減したいなら、断然使いやすいのはフルオープンタイプと言っても過言ではないでしょう。
次は書道セット各タイプ共通で購入時に入っている道具と、後で用意が必要なものをチェックしていきます。
書道セットに入っている道具と後で用意が必要なもの
書道セットを購入した段階で入っている道具は、大きく分けて以下の4つです。
書道セット購入時に入っている道具の他に、学校によっては以下に挙げた道具を用意しなければならないこともあります。
このように、書道セットに最初から付属している道具の他に、追加で準備が必要な道具もあります。
書道セットに付属の道具をよく確認しておきましょう!
次はフルオープンタイプの書道セットについて、購入者の口コミを詳しく見ていきます。
書道セットフルオープンの口コミ
フルオープンの書道セットの口コミを調査したところ、私が調べた範囲では悪い口コミは少数派で、良い口コミが多数でした。
数少ない悪い口コミの中でも、書道セットのバッグ自体が重い、収納量が少ないと使いにくいと感じる場合が多いようです。
バッグ自体が重たいのに収納量が十分でなく、買い替えました。
特にネット通販で購入した場合、直接手に取って重さや見た目の大きさなどを確認することができません。
そのため、想像していたのと違うと感じた購入者もいます。
また、学校や書道教室で、子ども自身が準備や片付けができることが重要です。
片付けのしやすさで選んだので、買って正解でした!
片付けがしやすいと「使いにくい!」と感じることはないでしょう。
具体的にどのような口コミがあるかを見て、子どもが使いやすい書道セット選びの参考にしましょう!
書道セットフルオープンの悪い口コミ
フルオープンタイプの書道セットに関する悪い口コミは、スナップボタンどめのハードケースタイプで多く見られました。
一方、バッグが布製のフルオープンタイプの書道セットに関する悪い口コミは、ほとんどが付属の道具の使い勝手についてでした。
スナップボタンどめのハードケースタイプではなく、布製バッグのソフトケースタイプだと重さや収納量がクリアできそうですね♪
昔ながらのハードケースタイプだとバッグ自体が重い
親世代には懐かしいハードケースタイプは、少数派になりつつあるとは言え、各メーカーで販売を継続しています。
子どもが書道教室に通うことになり、教室のすすめで購入したものがハードケースタイプでした。
確かに作りはしっかりしている一方、どうしてもバッグ自体が重いのが難点。
加えて中に道具類を入れると、かなりの重量になってしまいます。
小学校低学年から使うという場合は、教材はなるべく軽くしたいもの。
ハードケースタイプは、中学校以降も使うことを見越して、小学校高学年になってから買い替える場合なら選ぶのも良いでしょう。
収納量が多くないので必要なものが入りきらなかった
ハードケースタイプは特にそうですが、半紙や新聞紙などの紙類がかさばると、バッグ自体が膨らんで閉まらないことがあります。
うちの子、上から全体重をかけて押さえつけて、バッグを閉じようとしていました…。
先ほど解説したように、書道セットに最低限入れておく道具以外に、小型ペットボトルやスモックなどが必要な小学校もあります。
書道セットのバッグに必要な道具がすべて入らないと、ひと回り大きいバッグを用意したり、別に持ち運んだりする必要があります。
うっかり屋のうちの子、ひとまとめに持ち運べないと、忘れ物しがちなのよね…。
小学校の書写の授業で、書道セット以外に用意すべき道具類はあるのか、確認しておくと安心です。
用意すべき道具が多い場合は、収納量が多い書道セットを選ぶのが良いでしょう。
書道セットフルオープンの良い口コミ評判
フルオープンの書道セットについての口コミは、バッグの使いやすさに着目したものが多い印象です。
特に習い事で使うために低学年のうちから書道セットを購入した場合の口コミが多数でした。
低学年でも使いやすいという声が多いですよ!
バッグの口を手で開けておく必要がない
ハーフオープンタイプやトートバッグタイプの場合は、バッグの開口部を片手で広げ、もう片方の手で物を出し入れする必要があります。
一方、フルオープンタイプはバッグのファスナーを全て開けると、机の上などに広げた状態で物の出し入れができます。
大きめの新聞紙や、かさばる中皿を片手で出し入れするには慣れが必要です。
小学校低学年から書道教室に通い始めた子どもは、ハーフオープンタイプだとひとりでは片付けができなかったという口コミもありました。
低学年ほど道具の出し入れの際に、フルオープンタイプの便利さが実感できそうですね♪
整理整頓の苦手な子でも片付けしやすい
フルオープンタイプのバッグは直感的な片付けがしやすいと言えます。
子どもの中には、入れるものによって細かく仕切ると、かえって使いにくいと感じる子もいます。
フルオープンタイプの道具の片付け方法は以下の通りです。
- STEP1紙類を入れる
新聞紙・半紙・下敷きをバッグに敷くように載せる
- STEP2道具類を入れる
バッグの左半分に中皿・墨汁・筆巻きを並べる
- STEP3バッグを閉じる
バッグの中心で右半分を折りたたみ、ファスナーを閉じる
広げたバッグに道具類を順に載せていき、バッグを閉じるだけで簡単に片づけができます。
これなら整理整頓が苦手な子どもにも簡単なので、ママも安心ですね♪
書道セットのフルオープンで使いやすいと人気の商品
フルオープンタイプの書道セット、おすすめが知りたい!
ここではフルオープンタイプの書道セットで使いやすいと人気の商品をご紹介します。
書道セットは小学校の間だけではなく、中学生以上になっても使うことが多いようです。
シンプルなデザインのバッグだと長く愛用できますよ。
さらに、道具の使い勝手もしっかりチェックし、長く使える書道セットをピックアップしています。
これからご紹介の書道セットは、上記のチェックをクリアした道具類を採用しています。
毛筆初心者の子どもにも使いやすいので、長く愛用できること間違いなしですよ♪
男の子におすすめ!エコール教材プレシャス
こちらはハードケースタイプではありますが、従来のスナップボタンどめのものと比較しても軽いのが特徴です。
メタルプレートが付いた黒い書類カバン風のデザインが目を引きます。
飽きのこないシンプルなデザインは、中学生以降も使えそうですね。
墨汁がついてしまっても拭き取りやすいハードケースは、低学年から書道教室に通う子どもにも使いやすいとの口コミも。
もちろん男の子だけでなく、女の子が使うのもOKです♪
女の子におすすめ!あかしやスイーツパーティー
書道セットと言えば、万が一墨汁がついてしまっても目立たないように、黒いバッグが大半です。
一方こちらは、ライトブルーのバッグにスイーツ柄がちりばめられたデザインがかわいさ満点!
レザー調の素材で、汚れがついても拭き取りやすいのが嬉しいですね。
バッグ裏面はライトブルーの無地になっているので、高学年になってからかわいいデザインが気恥ずかしくなる心配もありません。
バッグはもちろんフルオープンでき、内側は黒い生地なので墨汁がついてしまっても目立ちません。
約1.2㎏と書道セットの中でも比較的軽い上、肩から掛けられるショルダーベルトもついています。
長い距離を通学するうちの子にも、持ち運びしやすいわ!
硯や墨汁ボトルなど、必要な道具を入れているだけでも重くなりがちな書道セット。
少しでも軽いもの、肩掛けできるものだと、子どもの負担も軽減できますよ。
好きなバッグやランドセルに入る呉竹GM1-26
「新しい書道セットのかたち」として、筆の老舗メーカーの呉竹から発売されている書道用品セットです。
小学校で使うお道具箱サイズのハードケースに、書道に必要な道具が全ておさまりますよ。
手持ちのトートバッグやランドセルにもそのまま入れられるのが便利!
持ち運ぶバッグを問わないので、書道教室に通うために書道セットの持ち運びが多い子どもにもおすすめです。
ふたは持ち運びの最中に開かないよう、ロック機構付きなのも嬉しいポイントです。
書道セットのフルオープンは使いにくいかのまとめ
- フルオープンタイプの書道セットは、道具の片付けがしやすく使いにくいことはないが、子どもに合ったタイプのものを選ぶのが良い
- フルオープンタイプには「半紙を折らずに入れられるタイプ」や「スナップボタンどめのハードケースタイプ」など3タイプあり、使い勝手が違うので購入時は要確認
- 書道セットにはハーフオープンタイプとトートバッグタイプもあるが、道具の出し入れのストレスが少ないフルオープンタイプよりも収納面で使いにくいことがある
- フルオープンタイプの中でも、ハードケースタイプの書道セットには「重い」「収納量が少ない」ので使いにくいという口コミがある
- フルオープンタイプの良い口コミには「片付けがしやすい」「整理整頓の苦手な子でも片付けしやすい」があり、広げたバッグに道具類を順に入れるだけで片付けできる
- フルオープン書道セットのおすすめは「エコール教材プレシャス」「あかしやスイーツパーティー」などで、長く愛用できるよう道具の使い勝手をよく確認すると良い
書道セットは親世代の知っているものとはずいぶん変化してきたため、どれを選んだら良いか迷ってしまいますよね。
子どもにとっての使いやすさを考えて、工夫された書道セットを選びたいものです。
小学校の時だけでなく中学生以降も使う書道セット、使いやすくシンプルなデザインなら長く愛用できますよ。
初心者におすすめのコシと弾力が強い大筆と小筆のセット。
筆作りひとすじの筆匠が、筆に関する質問や選び方の相談にも応じてくれます。
注文時に希望すると、より書きやすくするため、筆の根元に糸巻き処理もしてくれますよ。
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