オキシクリーンは家中の掃除に使えて便利なイメージだけど失敗談も多いよね。使えないものはなんだろう?
オキシクリーンは家中の掃除に万能な洗剤といったイメージがありますが、実は使えないものには水洗いできない繊維製品などがあります。
そのため、オキシクリーンを使う時は必ず製品の注意事項や洗濯表示を確認しましょう。
面倒だからと確認しないままオキシ漬けすると、変色や塗装がはげて取り返しのつかないことになりかねませんよ!
この記事では、オキシクリーンの使えないものと失敗談や注意点、さらには効果的な使い方を紹介しています。
「オキシ漬け」や「オキシかけ」といったオキシクリーンの使い方を覚えれば、簡単便利に掃除ができて家事の時短につながり、あなたの自由時間も増えますよ♪
オキシクリーンにアメリカ版と日本版があるって知ってる?
日本版の無香料タイプなら、他の洗剤と香りが混ざるのが苦手というあなたにおすすめです。
日本版は界面活性剤不使用なので、泡切れが良く洗い流す時の水が少なくて済むので環境にもやさしいですよ。
オキシクリーンが使えないもの一覧
万能なイメージのあるオキシクリーンですが、使えないものは公式ホームページにも記載されています。
オキシクリーンが使えないものはこちらです。
- 水洗いできないもの
- ウール・ウール混紡
- ペルシャ製カーペット
- 革製品
- 畳
- 宝石
- 大理石
- シルク
- サビ
- 金属全般
- ジュート・チーク材・仕上げ木材等
※ジュートとは、黄麻(こうま)と呼ばれる植物でできた麻袋などを作る際に使用される繊維のことですよ。
オキシクリーンのホームページでも家中のお掃除に使えることをアピールしていますが、あくまでも素材や汚れに合わせて使用することが大切です。
私も「汚れがよく落ちる」「つるつるピカピカになる」という話を聞いて使い始めました。
いざ調べてみると、使えないものが意外とたくさんありましたよ。
オキシクリーンで使えないものを洗濯・掃除すると、変色や退色の原因になったり、コーティングがはがれたりしてしまいます。
オキシクリーンの使用前には、製品の洗濯表示や品質表示を確認すると失敗しにくく安心ですね。
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オキシ漬けできないものと苦手な汚れ
オキシクリーンは粉末タイプの酸素系漂白剤で弱アルカリ性のため、水垢や石けんかすのような同じタイプの汚れを落とすのが苦手です。
トイレの尿石や水垢のようなアルカリ性の汚れや、加湿器のフィルターについたカルキ汚れは酸性のクエン酸を使用するのがおすすめですよ。
反対に、酸性の汚れにはオキシクリーンのようなアルカリ性の洗剤が有効です。
効率よく汚れを落とすには、酸性とアルカリ性のタイプごとに正反対の洗剤を使うことを覚えておくといいですね。
アルカリ性の汚れには以下のようなものがありますよ。
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【オキシクリーンの成分比較】アメリカ版と日本版の違い
オキシクリーンは衣類のシミや汚れを漂白・消臭・除菌できるだけではなく、掃除にも使用可能な粉末タイプの酸素系漂白剤です。
オキシクリーンの成分は以下のようになっています。
- 過炭酸ナトリウム(酸素系)
- アルカリ剤(炭酸ナトリウム)
オキシクリーンには、日本版の「オキシクリーン」とアメリカ版の「オキシクリーンEX」があります。
アメリカ版には界面活性剤(ポリオキシエチレンアルキルエーテル)と香料が入っている点が異なりますよ。
見分ける時は、蓋が黄色いものがアメリカ版と覚えておいてくとわかりやすいですよ。
アメリカ版は界面活性剤を洗浄成分としてプラスしているので、頑固な皮脂汚れや黄ばみなどへの使用がおすすめで、泡立ちがいいのも特徴です。
また、酸素系漂白剤の中でも粉末タイプと液体タイプでは主成分・液性・漂白力に違いがあります。
粉末タイプのオキシクリーンは液性が弱アルカリ性で、液体タイプの液性が弱酸性の酸素系漂白剤よりも漂白力が強いという点に注意が必要です。
液体タイプの「オキシクリーンマックスフォース」は強力成分配合で、あらゆるシミに対応します。
濃厚なジェルがジュワっと浸透し、汚れを分解してくれ、洗い上がりの香りが続くのでお洗濯が気持ちいいです。
色柄物にも安心♪万能シミ抜き洗剤「オキシクリーンマックスフォース」は使ってみる価値あり!
【オキシ漬け失敗例】金属製品・衣類・靴を洗うと後悔する?
オキシクリーンは意外と使えないものが多いのね!オキシ漬けで失敗しやすいものって何かな?
オキシクリーンを使った掃除では、「金属製品」「衣類」「靴」の失敗例が多く見られますよ。
オキシクリーンは素材だけでなく、塗装やコーティングによっても使用の可否が変わるため、面倒でもあなたの使いたい製品の説明書や衣類の洗濯表示をチェックするのが確実ですね。
ここでは、オキシクリーンを使用して失敗したという話が多いものをご紹介します。
金属製品
オキシクリーンで失敗しやすい金属製品はなんといっても換気扇です。
キッチンの換気扇に使用した場合「変色してしまった」「まだら模様になってしまった」という声が見られます。
油汚れに効果的なオキシクリーンは、ついつい換気扇の掃除に使用したくなりますよね。
私も年末の大掃除で換気扇に使いたくて、使用可能か調べて断念した経験があります。
オキシクリーンは、金属全般と金属の付属品には使えないとパッケージにも記載されています。
オキシクリーンの公式ホームページには、金属は変色する可能性があるので、溶液がついてしまった場合はすぐに水で洗い流すよう注意書きがあるほどです。
そのため換気扇に使用するなら、プラスチック素材の場合が良いですね。
本体が金属でなくても、ネジや装飾部分、塗装やコーティングが使用不可の場合もあるのできちんと確認しましょう。
金属全般と金属の付属品には使用できないオキシクリーンですが、お風呂の浴槽を利用したバスグッズのオキシ漬けはホームページでも紹介されているため可能といえます。
ただし、素材によるところが大きいため、ここでもあなたの家の浴槽が使用可能かどうかを説明書などで確認してからオキシ漬けすることをおすすめします。
衣類
オキシクリーンは漂白剤なので洗濯に使用するイメージですが、実は衣類でもボタンやファスナー、ホックがついていたり刺繡が施されたりしているものは注意が必要です。
しかし、洗濯する時にそこまで気にする場合は少ないですよね。
そのため、気にせずオキシ漬けしてしまい金属部分の塗装のはげや刺繍や木製ボタンの色落ちなどで失敗するケースが多く見られます。
衣類をオキシ漬けする時は、汚れやシミができている部分だけを漬けるようにしましょう。
また、オキシクリーンは水洗いできないものやウールや・シルクには使用できません。
衣類の洗濯に使用する時は、洗濯表示を確認し水洗いできない繊維製品や革製品、ドライクリーニングのみと表示されたものにオキシクリーンは使用しないようにしましょう。
靴
オキシクリーンを使用できないものに革製品があるため、靴に本革だけでなく合皮が使用されている場合はオキシクリーンで洗うのはやめましょう。
革靴のように、見てすぐわかるものはもちろん洗おうとしませんが、意外と多い失敗がスニーカーなどの1部に革が使われている場合です。
上履きがオキシ漬けOKなため、勘違いしてしまうケースが多いようですね。
コットン素材の水洗い可能な靴などもオキシ漬けできますが、靴紐の場合紐を通す部分の金具や靴底のゴム素材が色落ちをしてしまったという失敗談もありました。
念のため、お気に入りの靴には使わないほうが良さそうですね。
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オキシクリーン失敗談から学ぶオキシ漬けの注意点
オキシクリーンを使って漬け置きする「オキシ漬け」をする時は、本来持つ洗浄力が発揮される使用方法に注意が必要です。
オキシクリーンを使う時は以下の3点に気を付けて失敗を防ぎましょう。
オキシ漬けに熱湯はNG
オキシ漬けをする時はお湯の温度が40℃~60℃になるようにしましょう。
オキシクリーンは粉末タイプの漂白剤のため、40℃より低いとお湯に溶け切らずに十分に効果を発揮できない可能性があります。
また、温度が高すぎる場合も粉末がすぐに溶け切ってしまい、効果が持続しにくくなるため60℃を目安に高温になりすぎないよう気を付けてくださいね。
オキシ漬けの時間が一晩は効果なし
オキシ漬けをする際オキシクリーンの効果は、最大で6時間程度と言われています。
それ以上長く漬けても効果は期待できないため、漬け置き時間にも注意してくださいね。
オキシ漬けの時間は何分が効果的?タオルや衣類、靴などで変わる?
以下の表で主な汚れごとの漬け置き時間の目安を確認しましょう。
漬け置き時間の目安 | 主な汚れ |
20分 | 汗・皮脂汚れ、子どもの布製おもちゃ、タオルのニオイ、上履き、マット類 カーテンなど暮らしの汚れ、キッチン・食器、ベビーの衣類、バスルーム・バスグッズ ゴミ箱、フィルター、プラスチックの換気扇 |
5分+20分 | 布巾の煮洗い (煮沸を5分した後、お湯の温度が40~60℃になったらオキシクリーンを入れて20分漬ける) |
1~6時間 | 衣類の泥汚れ |
5分+最大6時間 | 洗濯槽の汚れ(洗濯槽内のお湯にオキシクリーンを溶かし5分回した後最大で6時間漬ける) |
洗濯機や浴槽で使うなら洗濯表示の確認を
オキシ漬けをする際は失敗を防ぐためにも、事前に製品の注意事項や衣類の洗濯表示等を見て、使用可能かどうか必ず確かめてくださいね。
衣類であれば、洗濯表示で水洗いできるかどうかが判断材料になります。
シンクや換気扇なども物によって使用の可否が異なるので、メーカーの説明書で使用確認しましょう。
時間があれば、ひと手間かかりますが、目立たないところで1度試してみると間違いありませんね。
また、変色の恐れがあるため大理石への使用もやめましょう。
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オキシクリーンでの掃除は酸性汚れに効果的
結局オキシクリーンは何を掃除するのに使うのがいいの?
オキシクリーンで掃除をする時は、酸性の汚れに対して使うのが効果的です。
酸性の汚れは触るとべたべたしているのが特徴ですよ。
ではオキシクリーンを使った掃除と洗濯について見ていきましょう。
オキシクリーンの掃除はキッチンがおすすめ
浴室・洗面所・玄関周り・ベランダ・フローリング・窓など家中の掃除に使えるオキシクリーン。
オキシクリーンで掃除できるものはたくさんありますが、酸性のべたべた汚れに効果的なため特におすすめしたいのはキッチンです。
オキシクリーンは油汚れ・焦げつきに効果があるため、コンロ、換気扇の掃除に活躍します。
換気扇をオキシ漬けすれば、力を入れてこすらなくても簡単にきれいにできますよ。
食器やマグカップの茶渋などのしつこい汚れにも有効なので、こちらも一緒に漬け置きしてもいいですね♪
- ステップ140℃~60℃のお湯に分量のオキシクリーンを入れて溶かす
基本の分量はお湯4リットルに対し付属スプーン1杯か大スプーンのライン2
- ステップ 2換気扇や食器などきれいにしたいものを漬ける
目安は20分程度で最大でも6時間
- ステップ3流水でよくすすぐ
コンロや冷蔵庫の拭き掃除の使用もおすすめですし、布巾は煮沸後にオキシ漬けすれば消臭・除菌・漂白が1度にできて衛生的ですね。
オキシクリーンを使った洗濯のやり方
オキシクリーンは衣類汚れと相性が良く、毎日の洗濯の汚れ落ちや消臭力アップのためにちょい足しが効果的です。
皮脂や泥のような頑固な汚れにはオキシ漬けも有効ですよ。
オキシクリーンは酸素系漂白剤のため色柄物の衣類にも使えるのがうれしいですよね♪
しかし、先ほどお伝えした通り衣類はオキシクリーンのなかでも失敗の多いものです。
洗濯できる物とできない物があるので、必ず洗濯表示で確認するのを忘れないでくださいね。
洗濯に使えるオキシクリーンの方法はいくつかありますよ。
- 頑固な汚れや消臭・除菌に「オキシ漬け」
- いつもの洗濯に1杯足すだけ汚れ落ちや消臭力がアップする「オキシ足し」
- 40~60℃のお湯にオキシクリーンを溶かし、汚れやシミに直接かける「オキシかけ」
また、オキシクリーンの中でもマックスフォースシリーズは洗浄力に磨きをかけたシリーズです。
マックスフォースシリーズを使えば、衣類のシミ・汚れや食べこぼし、襟・袖などピンポイントで汚れを狙い撃ちできますよ。
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オキシクリーンが使えないものまとめ
- オキシクリーンが使えないものは、水洗いできないものや革製品、金属全般など意外と多い
- オキシクリーンが使えないものはアルカリ性の汚れで、落とすには酸性のクエン酸がおすすめ
- 日本版のオキシクリーンの成分は、過炭酸ナトリウム(酸素系)とアルカリ剤(炭酸ナトリウム)で、アメリカ版にはさらに界面活性剤と香料が含まれる
- オキシクリーンで失敗が多いのは「金属製品」「衣類」「靴」
- オキシクリーンを使う時は「温度」「漬け置き時間」「製品の注意事項や洗濯表示の確認」の3つに注意が必要
- オキシクリーンで掃除をする時は、油汚れや手垢・皮脂のような酸性の汚れに対して使うのが効果的
- オキシクリーンはべたべた汚れの多いキッチンや、汗・皮脂の汚れや体臭を落とす衣類の洗濯におすすめ
オキシクリーンは家中の掃除に使えて便利だというイメージが先行してしまい、使えないものを知らずに使用し後悔するケースが多くあります。
成分や得意な汚れを踏まえて正しい使い方をすれば、オキシクリーンはとても万能です。
面倒でも、きちんとあなたの家の製品に使用可能かチェックして、ぜひ有効活用してくださいね♪
コストコサイズの大容量をいきなり買うのは抵抗があるけど、ボトルタイプは少なすぎてすぐ使い終わってしまわないかと悩んでいるあなた。
この1500gタイプは家中の色々なところに試して、効果を実感するのにちょうどいいサイズですよ。
使い終わるころには、日本版を買い足そうかアメリカ版にしようか効果を踏まえて検討できますよ。
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