白玉が冷蔵庫で固くならない方法はたっぷりの水に入れて保存することです。
しかし、段々と表面がべちゃべちゃになり中心から固くなるため、3時間を超えて保存するなら冷蔵庫より冷凍庫がおすすめです。
モチモチでおいしく家庭でも簡単に作れる白玉ですが、大量に作っても食べきらないうちに固くなってしまいますよね。
そこで、白玉の固くならないおいしい保存方法や固くなった時の復活方法まで徹底解説します。
白玉が固くならない方法を知れば、いつでもおいしく食べられますよ♪
実際に作って食べ比べた固くならない作り方もご紹介!
簡単おいしい白玉を家庭で気軽に楽しみましょう♪
「旨い白玉粉」は柔らかくて弾力があり、かき氷などの冷たいものにトッピングしても固くなりにくいのでおすすめです。
夏はアイスクリーム・かき氷・フルーツポンチなど、冬はおしるこのほか、お雑煮やお鍋の具にも利用可能。
餃子・シュウマイ・お好み焼きなどの皮に少し混ぜると食感がよくなりますよ♪
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白玉が冷蔵庫に入れると固くなる原因
白玉が冷蔵庫に入れると固くなる原因は、冷やされたデンプンが老化するからです。
白玉はモチ米から作られていますが、水と熱を加えることでモチ米に含まれるデンプン同士の間に水分が入り込み、粘り気が出て柔らかく変化します。
しかし、その後温度が下がってくるとデンプンに入っていた水分が抜け出て固くなります。このことを老化と言いますよ。
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白玉が冷凍庫で固くならない!やわらか食感持続のコツ♪
白玉を冷蔵庫に入れても固くならないようにするには、材料に砂糖や豆腐を混ぜるのが有効です。
通常家庭で白玉を作る時は白玉粉と水で作りますよね。
しかし、砂糖や豆腐を入れて作ると冷蔵庫に入れても固くなりにくい白玉団子ができ上がりますよ。
白玉に砂糖を加えて固くならない工夫を
白玉粉に砂糖を加えて作ると白玉団子が固くならないのは、砂糖がデンプンに含まれる水分を引き付け乾燥するのを防ごうとするからです。
白玉の老化防止のためには、白玉粉の20%の砂糖を加えて作りましょう。
この分量で目安として10個ほどの白玉ができ上りますよ。
私が実際に作った時は、砂糖入りの白玉は、白玉粉と水だけのものに比べすぐに生地がまとまり簡単にこねられました。
しかし、白玉粉と水だけのものと同じ分量の水を入れたにもかかわらず、やや水っぽくなり茹でた時に少し形が崩れました。
砂糖入り白玉を作る時は、水を少しずつ加え生地の固さを調節したほうがいいですね。
また、砂糖を白玉粉の20%入れているため、食べてみるとしっかりと砂糖の甘みを感じます。
作った白玉の用途によっては甘さが気になる場合があるので注意してくださいね。
私が常温で5時間ほど保存した時は、白玉粉と水だけの白玉は中心部が固くなってきていましたが、砂糖を入れたものはまだみずみずしく柔らかいままでした。
やはり白玉を作る時に砂糖を加えると固くなりにくいようですね。
白玉に豆腐を加えてデンプンの老化防止
白玉が固くならないようにするには、水は入れずに白玉粉と同じ量の絹ごし豆腐を入れましょう。
豆腐にはデンプンの老化を抑制・防止するといわれる糖類とレシチンが含まれています。
研究結果がないためあくまでも推測ですが、これらが作用し白玉のやわらかさを持続させるのではないかと言われています。
そのため、絹ごし豆腐を加えて作るとふわふわ、モチモチの白玉団子ができあがりますよ。
私が作った時は、白玉粉と同量の絹ごし豆腐では生地がまとまらなかったため、豆腐を10g追加しました。
使用する絹ごし豆腐によって水分量に違いがあるので生地の様子を見て豆腐の量を調節してくださいね。
豆腐入りの白玉は食べると豆腐の味を感じます。
そこまで主張しているわけではありませんが、豆腐が苦手な場合にはあまりおすすめできません。
また豆腐を入れるため、見た目も少し黄色っぽくなりますよ。
3種類の白玉を食べ比べてみましたが、茹でて冷やした後すぐ食べるとモチモチな上、ふわふわ食感もあり1番おいしかったです。
こちらも私が常温で5時間ほど保存した時は、砂糖を入れたものほどみずみずしさはなく表面が少し乾燥してきていましたが、中心はまだ柔らかくモチモチでおいしく食べられました。
白玉に絹ごし豆腐を加えるとたしかに固くなりにくいようですね。
白玉を作る時の「耳たぶくらいの固さ」ってどのくらいかしら?イマイチピンっと来なくて…。
白玉を作ると必ず目にするのが「耳たぶの固さ」という生地の固さの目安ですね。
白玉を作る場合の「耳たぶの固さ」とは、ひび割れはないが柔らかすぎず、しっかりした生地の状態を指すようです。
私も「耳たぶの固さ」だとあいまいな表現なため、どのくらいにしていいのか結局わからないまま作っています。
調べてみると、同じ疑問を持つことが多いようで白玉を作る時の生地の固さはこのような目安がいいようですよ。
- 生地がまとまって柔らかすぎず、ひび割れがない状態
- こねた白玉粉を手の上に乗せた時、白玉自体の重さでゆっくりと少し潰れるかどうかくらい
「耳たぶも固さ」に比べ、目指すべき状態がわかりやすくなったのではないでしょうか。白玉を作る際はぜひ参考にしてくださいね。
また、白玉を作ると時は生地が柔らかくなってしまうと手に負えなくなるので、白玉粉は余分にとっておき、水や豆腐は少しずつゆっくりと入れると失敗しにくいですよ。
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白玉が固くならない保存方法は?冷蔵と冷凍はどっちがおすすめ?
白玉はレシピが簡単なので、ついつい作りすぎてしまうことも…。
白玉の保存と解凍の方法をきちんと理解すれば、1ヶ月ほど保存できますし、作りたての食感もキープできます。
いつでもささっと白玉スイーツが作れると、おやつのバリエーションも広がりますね。
白玉を冷蔵庫で冷蔵保存する場合
白玉を作ったけど1度に全部は食べきれないわ。保存しておきたいけど冷蔵庫に入れておいても大丈夫?
白玉は冷蔵庫で保存することが可能です。
美味しさキープを重視する場合は、できるだけ早く(1日以内)に食べ切るようにしましょう。
白玉を冷蔵庫で固くならないように保存する方法は、茹でた白玉団子をたっぷりの水の中に入れることです。
水に入れることで乾燥を防ぎ、白玉団子同士がくっつくのを防止します。
しかし、そのままにしておくと2~3時間後に中心部が固くなり、表面はふやけてくるため長時間保存には向きません。
白玉をなるべく長く冷蔵庫で保存をする場合は、お皿の上に並べてラップをかけましょう。
白玉が同士がくっついてしまわないように一つ一つ離して並べるのがポイントです。
白玉を冷蔵庫で長期保存するなら冷凍がおすすめ
冷蔵庫だと固くならないで長期保存することはできないのね。何かいい保存方法はないかしら?
白玉を長期保存するには冷凍保存がおすすめです。
冷蔵保存で水につけた場合、作った後2~3時間で食べないと表面がふやけてしまいます。
再加熱すると柔らかくはなりますが、表面がふやけて崩れてしまった部分は元に戻りません。
しかし、茹でた後に冷凍すると1ヶ月保存できますよ。白玉を長期保存するなら冷凍が便利です。
おいしいけど毎回使う分だけ作るのは面倒という場合には、1度にたくさん作って冷凍保存しておくといいですね。
茹でた白玉団子は表面に粘り気があるため、離さずに保存するとくっついたままになってしまいます。
冷凍保存する時は少しだけ隙間を空けて並べるといいですよ。
白玉団子が凍ったらくっつかなくなるので、一つの袋にまとめてしまってOK。
茹でる前の白玉は保存できる?
茹でる前の白玉を冷凍保存すると、解凍後の食感が悪くなるためおすすめできません。
茹でる前の白玉の生地を冷蔵や冷凍で保存することは可能です。
しかし、せっかくこねた生地が冷蔵や冷凍することで乾燥し、ポロポロとまとまりづらくなり丸めるのに苦労します。
水を加えれば柔らかくなりますが、手間もかかるうえ食感も悪くなるためおすすめできません。
白玉を保存する場合は、茹でてから冷凍保存すると解凍後使い勝手がいいのでおすすめですよ。
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白玉が冷蔵庫で固くなった時の復活方法3選!
白玉を冷蔵庫などで保存し固くなった時の復活方法は3つあります。
温度が下がり固くなってしまった白玉は、以下の加熱方法で復活させられますよ。
これは、老化したデンプンが再度加熱することでまた柔らかく変化するためです。
冷凍保存した白玉団子の解凍方法も同じですのでぜひ試してくださいね。
温かい料理に使うなら、料理の熱で温められるため自然解凍や流水解凍でもいいですが、冷たい料理に使うなら加熱しなおしたほうが中までモチモチに戻りますよ。
砂糖や豆腐を加えて作った白玉も同じ方法で復活・解凍できますよ。
袋や容器に入れたまま解凍すると、白玉がくっついて取り出しづらくなる場合があるので注意してください。
手軽で簡単!電子レンジで温める
冷蔵庫に入れて固くなってしまった白玉を復活・解凍する方法として、電子レンジは手軽に短時間でできるのが魅力ですね。
電子レンジでの温め方法はこのようになります。
電子レンジで温める場合、特に解凍は白玉団子の量によって温める時間も変わるので、少しずつ様子を見てやるとべちゃべちゃにならずに済みますよ。
私が実際にやってみたところ、中まで解凍されてモチモチ食感がきちんと戻っていました。
注いで浸すだけ!熱湯で白玉を復活
冷蔵庫などで固くなった白玉を復活・解凍するには白玉を熱湯に浸す方法もあります。
熱湯を使った白玉の復活方法はこのようになります。
こちらは冷蔵庫などで固くなった白玉が少ない時や、少量解凍したい場合に手軽にできていいですね。
実際に私が試した時は90℃に保温されたポットのお湯を使用しましたが、白玉3個をスープカップに入れ1分温めたところ、中心はまだ冷たさが残っていました。
寒い時期で器も冷たくなっている場合や、お湯の温度が100℃から下がってきている時は少し長めに浸すと中まで温まりやすくなりますね。
ただし、長く浸しすぎると表面がふやけてべちゃべちゃになるので気を付けてくださいね。
また、量が多い場合はムラになり中心まで熱が届きにくくなるため、ほかの方法をおすすめします。
大量なら鍋で茹でなおすのが1番
1度に多くの量を復活・解凍したいなら、鍋の沸騰したお湯で再度茹でなおすのがいいですよ。
解凍の場合は、生地から茹でた時よりも短時間でたくさんの白玉をムラなく茹でられます。
上記の2つの方法ではたくさんの量を復活・解凍する時には向かないので、大量に調理するなら茹でなおすのが1番ですね。
また復活・解凍した後は生地から茹でた時と同じように、冷水や氷水に入れてから使うと弾力が出ておいしいですよ。
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白玉が冷蔵庫で固くならない方法のまとめ
- 白玉を固くならないで保存するには、デンプンの老化を防ぐため、砂糖や絹ごし豆腐を加えて作ると効果的
- 白玉を作るとき砂糖を加えると生地がまとまりやすく、豆腐を加えるとふわふわ食感になり、両方とも水のみで作った白玉より常温では柔らかい状態が持続した
- 白玉を作る時の「耳たぶの固さ」は、ひび割れず柔らかすぎないしっかりした生地の状態を指す
- 白玉を冷蔵庫で固くならないようにするには、たっぷりの水に入れて保存するのがよく、乾燥や白玉団子同士がくっつくのを防ぐ
- 白玉を長期保存するなら冷蔵庫より冷凍庫がおすすめで、冷凍保存で1ヶ月もつ
- 白玉を冷蔵庫で固くならないように保存するには、茹でる前だと食感が悪くなるので茹でてからにする
- 白玉の解凍方法は、温かい料理に使うなら自然解凍や流水解凍でもいいが、冷たい料理に使うなら加熱しなおした方が中までモチモチに戻る
- 白玉が固くなった時の復活方法と解凍方法は同じで、少量なら電子レンジや熱湯で解凍できるが、量が多い時は茹でなおしがムラにならずおすすめ
「混ぜる」「こねる」「茹でる」の3ステップで作れる白玉は、簡単に料理できるので身近な和菓子の1つですよね。
ちょっとした工夫をすれば、まとめて作って保存しておけるので、さらに手軽に楽しめますね。
1袋作るほどはいらないと悩んでいたあなた。ぜひ冷凍保存して日々の料理にモチモチ食感がおいしい白玉を取り入れてみてください。
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