子供がピアノを習うので電子ピアノを購入したい。「カワイ」と「ヤマハ」どっちがいい?違いを知りたい!
電子ピアノでカワイとヤマハは、鍵盤のタッチや音色などの違いがあるので、どっちがいいか悩んだら違いを比較して選択しましょう。
カワイはピアノ初心者から人気があり、ヤマハは独自の研究を活かしたオリジナルの鍵盤や、本物のピアノに近い音色でファンも多いです。
楽器屋の店頭では常に目に留まる位置に置かれている「カワイ」と「ヤマハ」。
音色に関しては「好みの問題」と言えるほどどっちも素敵なので、ぜひ聞き比べてください!
「カワイ」と「ヤマハ」の特徴を知ると、ご家庭にピッタリの電子ピアノを見つけられますよ♪
通販サイトで「買ってよかった」の口コミが多数寄せられている、カワイの「CN201」。
「コストパフォーマンス最強の電子ピアノ」と評された前モデル「CA49」の後継品!
フル木製鍵盤で本物のピアノさながらのクオリティなので、教室のピアノとのギャップに悩まされることはありませんよ♪
煌びやかな音色と、お部屋に馴染むデザインで多くの人に愛されている、ヤマハのClavinova「CLP-745」。
スピーカーが4個搭載されており、本物のピアノの響きが再現され、美しい音を聴き分ける耳を養えますよ♪
電子ピアノはカワイとヤマハどっちがいい?違いを比較♪
カワイとヤマハの違いがわからない。どんなことを比較すればいいのかな?
カワイは本物のピアノに限りなく似たタッチから、レッスン向きと言われており、ヤマハは明るく煌びやかなサウンドと、居住空間を圧迫しないスリムモデルがあるのが人気のポイント。
レッスン環境や音色の好みなどでメリットが変わってくるので、「どっちがいい」という正解がなく難しいですよね。
そんなカワイとヤマハの電子ピアノの違いを比較してみました!
カワイ | ヤマハ | |
タッチ | 重い | 軽い |
鍵盤 | 木製鍵盤が多い | 樹脂鍵盤が多い |
音色 | 重圧感があり暗め | 煌びやかで明るい |
価格 (レッスンモデル) | 20万~ | 25万~ |
デザイン (スリムモデル) | △ | ◎ |
上記の表を元にカワイとヤマハを比べながら、上達しやすい電子ピアノの特徴と選び方を紹介していきます。
鍵盤のタッチ
カワイ | ヤマハ |
本物のピアノに近い重さ | 本物より少し軽い |
「カワイ」は本物のピアノに近い重めのタッチ、「ヤマハ」はカワイより軽めのタッチが採用されています
ピアノを上達させるためには音の強弱を練習できる「鍵盤のタッチ」が重要です。
本物のピアノの鍵盤は重いため、家で軽い鍵盤の電子ピアノで練習していると、教室のピアノでうまく弾けなくなります。
微妙な指先の加減で音の強弱ができ、本物のピアノに限りなく近い状態で練習できる電子ピアノを選びましょう♪
カワイは本物に近い重めのタッチで、レッスンを本格的に頑張る場合におすすめ!
鍵盤の種類
カワイ | ヤマハ | |
エントリーモデル (13万円~) | 樹脂鍵盤 | 樹脂鍵盤 |
レッスンモデル (20万円~) | 木製鍵盤 | 樹脂鍵盤(白鍵)・木製鍵盤(黒鍵) ※「グランドタッチ-エス鍵盤」採用 |
「カワイ」は、本物のピアノと同じ木製鍵盤、「ヤマハ」はレッスンモデル以上の機種では、グランドピアノのタッチに寄せた鍵盤を採用しています。
電子ピアノの鍵盤は、主に木製鍵盤・樹脂鍵盤の2種類があります。
木製鍵盤 | 樹脂鍵盤 | |
特徴 | ・ピアノらしい弾き心地 ・連打性に優れている | ・軽いタッチ ・爪が当たってカチカチする |
本物のピアノとのギャップ | なし | 少し感じる |
ヤマハでは、フル木製鍵盤の電子ピアノはどのグレードにも確認できませんでした。
しかし、レッスンモデル以上のヤマハの鍵盤には「グランドタッチ-エス鍵盤」が採用されており、グランドピアノさながらの繊細な音色を引き出すことが可能です♪
限られた予算内で、木製鍵盤の電子ピアノ購入を考えている場合には、カワイがおすすめね!
音色
カワイ | ヤマハ | |
特徴 | ・重圧感のある低音(カワイトーン) ・キラキラした高音 ・暗くも柔らかい | ・全体的に明るく爽やかな音 ・煌びやかで華やかさがあるポジティブな音質 |
音源 | カワイコンサートグランドピアノEX | ヤマハ最高級コンサートグランドCFX |
「カワイ」も「ヤマハ」も、自社最高峰のグランドピアノの音源を収録しており、どっちも選びがたい良さがあります。
カワイとヤマハの音色に関しては、好みが表れる問題なので、決めかねますよね。
電子ピアノの音色は、ピアノの先生でもわからないことが多いという調べも。
「楽器屋さんがおすすめしてくれた」「憧れの演奏家がおすすめしていた」など、些細な理由から選ぶ場合が多いようです!
YouTubeにもカワイとヤマハの音色比べの動画がたくさんありましたので、自分の耳で聴いてみるのが一番かも知れません♪
レッスンモデルの価格
カワイ | ヤマハ | |
商品名 | CA401 | Clavinova CLP-745 |
鍵盤の種類 | 木製鍵盤 | 木製鍵盤(白鍵)・樹脂鍵盤(黒鍵) ※「グランドタッチ-エス鍵盤」採用 |
スピーカーの数 | 4個 | 4個 |
価格 | 楽天市場:187,990円(税込) Amazon:198,000円(税込) Yahoo!:187,800円(税込) | 楽天市場:242,000円(税込) Amazon:282,000円(税込) Yahoo!:245,000円(税込) |
「カワイ」も「ヤマハ」も、予算20~25万円クラスのグレードは、レッスン向きのモデルが多くの初心者に選ばれています。
具体的に予算によって変わる要素でおさえておきたいのは、鍵盤の種類・スピーカーの数。
音質を限りなく本物のピアノに近づけて練習するため、スピーカーは4個以上のタイプがおすすめです。
20~25万円予算があれば、どっちも初心者に必要な機能がそろっていて安心ですね♪
デザイン
カワイ | ヤマハ | |
商品名 | Filo(フィーロ) | ARIUS(アリウス) |
奥行 | 29cm | 35cm |
特徴 | ・ポータブル電子ピアノ ※オプションの固定式専用スタンド (3本べダルユニット)と合わせて 据え置き型電子ピアノとして使用可 | ・グランドピアノのような共鳴音とタッチ ・アプリ「スマートピアニスト」に対応 ・フラットな鍵盤蓋つき |
省スペース性 | ◎ | ◎ |
安定性 | △ | ◎ |
カワイの「Filo」とヤマハの「ARIUS」は、どちらも奥行がスタンダードな電子ピアノに比べ10cmほどスリムなデザインになっています。
居住空間の限られたスペースにしっかり馴染むコンパクトな電子ピアノがあるといいですよね。
楽器屋の店員に尋ねたところ、ヤマハの「ARIUS」は鍵盤蓋がついていて鍵盤が傷つきにくく、練習中もスタンドのがたつきが少ないためおすすめと教えてくれました♪
「Filo」はライブ活動をするミュージシャンによく購入されており、子供のレッスン用に購入する場合は少ないそうです!
電子ピアノでカワイがおすすめな人は?人気機種を紹介♪
我が家はカワイの電子ピアノで決まり!どのモデルがおすすめなのかな?
これからカワイの電子ピアノを選びたいと思っているあなたにおすすめのモデルを紹介します。
カワイに決めてよかったと思えるような商品をピックアップしました♪
低予算で木製鍵盤を叶えるエントリーモデル「CN201」
2022年9月14日に発売された「CN201」は発売当初から人気を誇り、初めての電子ピアノとして購入された方からの良い口コミが多数寄せられています。
低価格で、必要な機能を兼ね備えた「CN201」の商品スペックは下記の通りです。
価格 | 楽天市場:115,000円(税込) Amazon:114,000円(税込) Yahoo!:116,494円(税込) |
鍵盤 | 樹脂鍵盤 |
スピーカー | 2個 |
サイズ | 幅136cm×高さ86cm×奥行40cm |
内蔵曲 | 音色デモ曲:19曲 コンサートマジック:50曲 レッスン曲:200曲 バイエル、ブルグミュラー25、チェルニー30、ショパンワルツ集 |
カラー | プレミアムライトオーク調仕上げ(CN201LO) プレミアムローズウッド調仕上げ(CN201R) プレミアムホワイトメープル調仕上げ(CN201A) モカウォルナット調仕上げ(CN201MW) |
レッスン代や教材費、発表会などピアノを習うとたくさんの出費が必要なので、初期費用をおさえた人にもおすすめのモデルですよ♪
ピアノの上達に欠かせない機能がそろった「CA401」
「CA401」は、フル木製鍵盤が採用されており、本物のピアノさながらの演奏ができるためレッスンにしっかり対応できておすすめです。
ピアノの上達に欠かせない機能がそろった「CA401」のスペックは下記の通りです。
価格 | 楽天市場:187,990円(税込) Amazon:198,000円(税込) Yahoo!:187,800円(税込) |
鍵盤 | 木製鍵盤 |
スピーカー | 4個 |
サイズ | 幅136cm×奥行49.0cm×高さ91.5cm |
内蔵曲 | 音色デモ曲:19曲 コンサートマジック:50曲 レッスン曲:200曲 バイエル、ブルグミュラー25、チェルニー30、ショパンワルツ集 |
カラー | プレミアムライトオーク調仕上げ(CA401LO) プレミアムホワイトメープル調仕上げ(CA401A) プレミアムローズウッド調仕上げ(CA401R) モカウォルナット調仕上げ(CA401MW) |
スピーカーが4個搭載されているので、中・高音域、低音域がしっかり出力され、ピアノ本来の聴こえ方に近くなるため、良質な音を聞き分ける耳を養えますよ♪
カワイのハイグレード電子ピアノ「CA901」
ピアノが大好きな子供の伸びしろを妨げない、ハイグレードピアノ「CA901」には、最高峰の木製鍵盤と響板スピーカーが搭載されています。
ピアノ経験者も大絶賛、「CA901」のスペックは下記の通りです。
価格 | 楽天市場:376,200円(税込) Amazon:取り扱いなし Yahoo!:376,200円(税込) |
鍵盤 | 木製鍵盤 |
スピーカー | 6個 響板スピーカー付き |
サイズ | 幅145.5cm×高さ101cm×奥行47.5cm |
内蔵曲 | ピアノミュージック曲:114曲 音色デモ曲:39曲 コンサートマジック:471曲 レッスン曲:377曲 バイエル、ブルクミュラー25、チェルニー100、チェルニー30、 ソナチネアルバム1、バッハインベンション、 ショパンワルツ集、ショパンエチュード集、指のトレーニング |
カラー | プレミアムローズウッド調仕上げ(CA901R) プレミアムホワイトメープル調仕上げ(CA901A) |
初心者向けのレッスン曲のみならず、中・上級者向けのレッスン曲まで収録されている内蔵曲の多さにはびっくりです♪
電子ピアノのヤマハがおすすめの人は?人気機種を紹介♪
我が家はヤマハの電子ピアノで決まり!どのモデルがおすすめなのかな?
これからヤマハの電子ピアノを選びたいと思っているあなたにおすすめのモデルを紹介します。
100年以上の歴史を誇る「ヤマハ」ならではの洗練された技術が詰まった電子ピアノをご紹介します♪
グランドタッチ-エス鍵盤「Clavinova(クラビノーバ)」
Clavinovaには、グランドピアノのハンマーが弦を打った時に感じられる心地よい手応えと、正確な音色コントロールを叶えるグランドタッチ-エス鍵盤が採用されています。
通販サイトでは、グランドピアノ使用者が購入し、高評価を付けている口コミも見受けられました。
様々なシリーズがある「Clavinova」ですが、グランドタッチ-エス鍵盤が採用されている「CLP-745」以上のグレードがおすすめです!
ピアノ経験者にも愛されている「CLP-745」のスペックは下記の通りです。
価格 | 楽天市場:242,000円(税込) Amazon:282,000円(税込) Yahoo!:245,000円(税込) |
鍵盤 | 木製鍵盤(白鍵)・樹脂鍵盤(黒鍵) 「グランドタッチ-エス鍵盤」採用 |
スピーカー | 4個 |
サイズ | 幅146cm×奥行46cm×高さ93cm |
内蔵曲 | ボイスデモ:21曲 クラシック曲:50曲 レッスン曲303曲 |
カラー | ブラックウッド調(CLP-745B) ニューダークローズウッド調(CLP-745R) ホワイトアッシュ調(CLP-745WA) ダークウォルナット調(CLP-745DW) |
木製鍵盤にこだわらず、ヤマハ独自の技術で、安心の練習環境が整う電子ピアノですよ♪
狭い部屋も圧迫感ゼロ「ARIUS(アリウス)スリムモデル」
「ARIUS」にはスタンダードタイプとスリムタイプがありますが、マンションや子供部屋などに電子ピアノを置くなら、スリムタイプもおすすめ!
グランドピアノの豊かな共鳴音を再現した「バーチャル・レゾナンス・モデリングライト」という技術が搭載されており、和音の響きが電子ピアノとは思えない心地よさです。
スタンダードタイプより奥行が11cmもコンパクトなスリムタイプ「YDP-S35」のスペックは以下の通りです。
価格 | 楽天市場:114,800円(税込) Amazon:98,100円(税込) Yahoo!:118,700(税込) |
鍵盤 | 樹脂鍵盤 |
スピーカー | 2個 |
サイズ | 幅135cm×奥行30cm×高さ79cm |
内蔵曲 | 音色デモ曲:10曲 クラシック曲:50曲 レッスン曲:303曲 |
カラー | ブラックウッド調(YDP-S35B) ホワイトアッシュ調(YDP-S35WA) ホワイトウッド調(YDP-S35WH) |
また「ARIUS」は、無料アプリ「スマートピアニスト」に対応しています。
スマホやタブレットから音色を選択したり、内蔵曲の譜面を表示したりできますよ♪
アプリと連動して、303曲もの譜面を表示できるのは驚きですよね!
電子ピアノはカワイとヤマハどっち?まとめ
- 「カワイ」と「ヤマハ」の違いは大きく分けて、鍵盤のタッチ、鍵盤の種類、音色、レッスンモデルの価格、デザインの5つ
- 鍵盤のタッチの違いは、「カワイ」は重め、「ヤマハ」は軽め
- レッスンモデル以上で、「カワイ」は木製鍵盤を採用しており、「ヤマハ」は独自の技術グランドタッチ-エス鍵盤を採用している
- 音色の違いは、「カワイ」は重圧感があり暗め、「ヤマハ」は煌びやかで明るいが、好みがわかれるのでどっちも実際に聴いてみると良い
- 価格は20~25万円のレッスンモデルが人気で、スピーカーが4個以上付いているものはどっちのブランドにも存在する
- 居住空間を圧迫しないデザインを選ぶなら、「カワイ」のポータブル電子ピアノ「Filo」、「ヤマハ」ならスリムで安定性のある「ARIUS」がある
- 「カワイ」は、木製鍵盤にこだわりたい、落ち着いた音色が好き低予算で必要な機能を手に入れたい、教室で使っているピアノがカワイの人におすすめ
- 電子ピアノで「カワイ」を選ぶなら、「CN201」「CA401」がおすすめ
- 「ヤマハ」は、木製鍵盤にこだわらない、明るい音色が好き、スリムモデルがほしい、教室で使っているピアノがヤマハの人におすすめ
- 電子ピアノで「ヤマハ」を選ぶなら、Clavinova「CLP-745」、ARIUS「YDP-S35」がおすすめ
電子ピアノ選びで、「カワイ」と「ヤマハ」で迷うという悩みは、これからもたくさんの人がぶつかることと思います。
どっちのブランドもより良い電子ピアノを作るために日々研究が重ねられていますので、これからも行く末を見ていきたいですね!
この記事を読んだあなたが、最高の電子ピアノに出会えることを願っています♪
「カワイ」で迷っているあなたは、ピアノ初心者からの「買ってよかった」の口コミが多い「CA401」から始めてみるのはいかがでしょうか?
必要な機能がそろっているのでピアノを始めたての子供もしっかり基礎が身に付きますよ♪
「ヤマハ」で迷っているあなたは、ピアノ経験者お墨付きのClavinova「CLP-745」がおすすめ!
お部屋に合わせやすいカラーと明るいヤマハサウンドに包まれた、楽しいピアノライフが待っています♪
スポンサーリンク
コメント