新幹線の自由席は座れないことがあるって本当?
新幹線の自由席は年末年始やお盆などの繁忙期、通勤通学で混み合う時間帯には座れないことがあります。
新幹線の自由席で座れない…なんてこと、できれば避けたいですよね。
新幹線の自由席は乗車予定日の好きな時間に乗れたり、同伴の未就学児は無料だったり魅力的。
ちょっとしたコツで自由席に座れる確率を劇的に上げられますよ♪
この記事を読んで、新幹線の自由席に座って快適に過ごしましょう!
新幹線自由席と指定席の差額や事前購入での予約についてもご紹介しているので、ぜひご覧くださいね!
長距離移動の新幹線の車内で、ゆっくり足を休められるフットレスト。
コンパクトに畳んで、付属の収納袋に入れられるため、持ち運びにもとても便利です♪
移動時間を足のリラックスのために、有効に使ってみませんか?
スポンサーリンク
新幹線の自由席で座れない確率と混雑状況
新幹線の自由席で座れないことってあるの?どんな時?
新幹線の自由席は年末年始やお盆などの繁忙期には混雑するので、席が空いていないと座れない確率が高いです。
新幹線移動は車よりも早くて便利ですが、座れないとなると困ってしまいますよね。
新幹線の自由席で座れない確率は混雑状況にともなって変わります。
一般的に新幹線が混雑しやすいと言われる時期は、以下の4つです。
混雑時を避ければ、新幹線の自由席に座れない確率をグッと下げられますよ♪
混雑するのは時期だけではなく、時間帯や人気の路線でも違ってきます。
新幹線の自由席で混雑しやすいのはいつなのかについて、もっと詳しくお話していきますね!
平日でも混んでいると座れない
ビジネス客も多く利用する新幹線は、平日でも自由席は空いていない可能性があります。
平日なのに席座れないぐらい満タン で1時間立ちっぱなしだったよ!
平日でも自由席に座れない可能性が高いのは、主に通勤で利用する時間帯です。
この時間帯は混雑しやすく、特にのぼりの列車は満席になりがちです。
始発の空いている時間帯を狙うか少し早めに並ぶと、比較的座れてゆっくり過ごせますよ♪
平日の朝9時までに新横浜を出発する新幹線限定で、自由席特急券で空いてる指定席に座れる特例を使ったよ!
混雑回避のため、朝の時間帯限定で「特例」を出している区間もあるのでチェックしてみてくださいね。
日曜日の新幹線自由席は座れない確率が高い
日曜日の新幹線は旅行客で混雑し、自由席に座れない場合が多いです。
東海道・山陽道新幹線の最速列車である「のぞみ号」を例にあげると、日曜日は朝7時台から乗車率が上がり、終電間際まで混雑します。
しかし、各駅停車の「こだま号」は平日よりも混雑するものの、少し早く並べば自由席に座れることも多いですよ。
各駅停車で問題なければ、座りたいあなたに「こだま号」は狙い目ですよ♪
人気の【のぞみ号】は自由席に座れない確率が高い
「のぞみ号」は利用客が多いため、平日でも自由席に座れない確率が高く、休日だと乗れないことも。
「のぞみ号」は全16車両中、3車両しか自由席がないため、座れない場合が多いようです。
新幹線の自由席に座れない人は「こだま」「岡山始発ひかり」「新大阪発ひかり」を狙いましょう!
同じく東海道新幹線の「ひかり号」「こだま号」は、「のぞみ号」に比べて停車駅が多いため時間がかかります。
しかし、全車両に対する自由席の割合が比較的多く、一部では全車両自由席という列車もあります。
時間に余裕のある人は、混雑時は「こだま号」や「ひかり号」を狙うと座れる可能性が上がりますね!
新幹線の自由席で座れる&空いているのはいつ?
新幹線が比較的空いている日は、平日の月曜日~木曜日とされています。
ただし、「のぞみ号」「ひかり号」などは通勤時間は混雑する可能性が高いため、自由席に座るにはピークの時間帯を避ける必要があります。
平日だけど、結構混んでたよ。でも、こだまは平常通り自由席に乗れた♪
「自由席券」は、当日中であればいつでも好きな列車に乗れるので、混雑具合によって列車を調整できるのは良いですよね♪
自由席に座れない時の待ち方
新幹線の自由席で座れない場合、立って席が空くのを待たないといけません。
新幹線の自由席に座れない時には、座席以外の自由席の範囲であるデッキや通路に立って、席が空くのを待ちます。
自由席の範囲は、自由席の座席、自由席車両・指定席車両のデッキと自由席車両の通路です。
席が空くまでの間に立つ場所は優先順位があり、まずはデッキからです。
混んでいて、デッキにも場所がなければ、自由席車両の通路に立ちます。
デッキが空いているのに、自由席車両の通路に立っていると、乗客に不審がられたり、車掌に声を掛けられたりするので気をつけましょう。
スーツケースを椅子代わりにして、しのいだよ。
身動きが取れないほど混雑する日もあるので、座れない時の対策も必須ですね。
【路線別】新幹線の自由席がある車両
新幹線の自由席は路線によって、定められている車両が異なります。
並んでいたのに、自由席車両じゃなくて座れなかった…なんてことになる可能性も。
乗車する路線の自由席がどの車両なのか、事前に確認しておきましょう。
東海道新幹線
東海道新幹線には【のぞみ】、【ひかり】、【こだま】の3種類あります。
のぞみ 16両編成 | 1~3号車 |
ひかり 16両編成 | 1~5号車 |
こだま 16両編成 | 1~6号車と13~16号車(列車によっては13、14号車の指定席、グリーン車以外自由席) |
同じ16両編成でも、自由席車両が少ない【のぞみ】は、混雑時に座れない確率が高いため、要注意です。
山陽新幹線
山陽新幹線には【のぞみ】、【ひかり】、【みずほ】、【さくら】、【こだま】の5種類の新幹線があります。
のぞみ16両編成 | 1~3号車 |
ひかり16両編成 | 1~5号車 |
ひかりレールスター8両編成 | 1~3号車 |
みずほ8両編成 | 1~3号車 |
さくら8両編成、16両編成 | 1~3号車 |
こだま16両編成 | 1~7号車 |
こだま8両編成 | 1~3号車、7~8号車(列車によっては6号車以外自由席、全車両自由席) |
【ひかりレールスター】は、山陽新幹線内のみで運行しています。
自由席車両が多く設定されている【ひかり16両編成】、【こだま】がおすすめ!
九州新幹線
九州新幹線には【みずほ】、【さくら】、【つばめ】の3種類の新幹線があります。
みずほ8両編成 | 1~3号車 |
さくら8両編成、6両編成 | 1~3号車(列車によっては3号車指定席) |
つばめ8両編成、6両編成 | 1~3号車(列車によっては3号車指定席、4∼5号車自由席、全車両自由席) |
九州新幹線は、自由席車両が少なめなので、座るためには早めに並んで待ちましょう。
北海道と東北地方の新幹線
東北・秋田・山形・北海道新幹線は【はやぶさ】、【こまち】、【はやて】、【やまびこ】、【つばさ】、【なすの】の6種類の新幹線があります。
残念ながら自由席の車両設定がない新幹線もあるので、事前に確認しておきましょう。
はやぶさ10両編成 | 自由席なし(立席特急券購入で、空いている指定席に座れる) |
こまち7両編成 | 自由席なし(立席特急券購入で、空いている指定席に座れる) |
はやて10両編成 | 自由席なし(立席特急券購入で、空いている指定席に座れる) |
やまびこ10両編成 | 1~5号車(列車によって1~3号車) |
やまびこ16両、17両編成 | 1~5号車、12~17号車(つばさ7両を併結する場合もあり、つばさ部分は16~17号車) |
つばさ7両編成 | 11~17号車の7両編成。自由席は16~17号車 |
なすの10両、16両、17両編成 | 1~8号車、12~17号車(列車によって10号車と5~8号車) |
【やまびこ】、【なすの】の自由席車両は、列車によって変更が多いので注意してくださいね!
上越と北陸新幹線
上越・北陸新幹線は、【とき】、【たにがわ】、【かがやき】、【はくたか】、【あさま】、【つるぎ】の6種類の新幹線があります。
とき、たにがわ10両編成 | 1~5号車(列車によって4∼5号車は指定席) |
Maxとき8両編成、16両編成 | 1~3号車、9~11号車が基本 |
Maxたにがわ8両編成 | 1~5号車 |
Maxたにがわ16両編成 | 1~4号車、9~12号車(列車によってグリーン車以外は自由席) |
かがやき12両編成 | 自由席なし(立席特急券購入で空いている指定席に座れる) |
はくたか12両編成 | 1~4号車(列車によって4号車は指定席) |
あさま8両編成 | 1~4号車(列車によって4号車は指定席) |
あさま12両編成 | 1~5号車 |
つるぎ12両編成 | 1~4号車 |
【Maxとき】、【Maxたにがわ】は列車によって自由席車両の増減や変更が多いので、注意しましょう。
自由席車両が固定されていて変動がない新幹線と、自由席車両が変わる新幹線があります。
ビジネスで使う乗客と観光で使う乗客の人数によって、指定席車両の変動があるためです。
レジャー時期には指定席車両を増やす必要があるので、その分自由席車両が減っちゃうよ。
変動自由席もうまく活用すれば、座れない確率を下げられますよ♪
スポンサーリンク
新幹線自由席の座れる確率を劇的に上げるコツ
どうにかして新幹線の自由席に座れる確率を上げたい…!
新幹線の自由席で座れる確率を上げるには、座席数が多い車両や比較的空きが出る車両を選びましょう。
新幹線の自由席で座れる確率を上げられるなら、つらい立って待つ時間もなくなって嬉しいですよね。
新幹線の自由席で座れる確率を上げるコツは6つあります。
6つのコツを知っていれば、新幹線の自由席争奪戦に勝てること間違いなしですよ♪
新幹線の自由席で座れるコツについて、ひとつずつ詳しくお話していきますね!
2号車や4号車の乗車列に並ぶ
座席数の多い車両である2号車や4号車の列に並んでおくと、座れる確率が上がります。
新幹線は車両によって座席数が違うと知っていますか?
運転席がある先頭車両はもちろん、トイレや喫煙所がある車両(東海道新幹線なら3号車)も座席数が少なめになっているんです。
例えば「のぞみ号」の場合は1~3号車が自由席で、1号車は65席、2号車は100席、3号車は85席。
駅のホームに同じ人数の行列ができていた場合、2号車に並ぶと座れる確率が高くなります。
また、5号車まで自由席となっている「ひかり号」では、4号車も座席数が多いので、2号車と同様に座れる確率が高いですよ。
後部車両の自由席は比較的空いている
自由席が2桁号車に設置されている路線を選ぶと、比較的空いていて座れる確率が高くなります。
「こだま号」や「やまびこ号」などでは12号車~16号車あたりに自由席が設置されています。
自由席っていったら、前半部分の車両のイメージだったよ…。
多くの人は『自由席といえば1~5号車あたり』と思い込んでいるため、このような2桁号車の自由席は空いている可能性が高くなるんですね!
乗車する車両を選んで改札から遠いドアで待とう
乗る車両を決めたら、改札から遠いドアで待機しましょう。
新幹線は1つの車両ごとに前後2つのドアがありますよね。
このうち改札口に近いドアは降りる乗客が集まるため、乗り始めるまでに時間がかかってしまいます。
みんな降りたら、すぐ改札に向かいたいもんね。
途中駅から乗車する場合は改札から遠いドアに並んでおけば早く乗りこめ、空席をゲットしやすいですよ!
座れなかったら車両の中央に立って待つ
座れなかった場合は、車両通路の中央付近で立って待つと、降車客がいて席が空けばすぐに座れます。
座れない時は連結部のデッキに立つのがマナーですが、途中駅で人が降りて席が空いたとしても、降車客に通路を譲っている間に、席が埋まってしまいます。
もちろん、デッキが空いているのに車両通路に立っていると、座っている乗客や車掌から不審がられる場合もあるので注意してくださいね。
混んでいて、デッキにも乗客がいる場合、車両中央に立って待つのがおすすめですよ♪
途中駅発着号を狙おう
利用できる客が制限されるため、途中駅発着の新幹線は比較的空席が多い傾向にあります。
チケットを買う際に途中駅発着の新幹線を選ぶのがポイントです。
東海道・山陽新幹線…〇新大阪や名古屋発着
東北新幹線…仙台発着
例えば、東海道・山陽新幹線では東京や博多発着では混み合う可能性が高いので、新大阪や名古屋発着の方が座れる確率が上がります。
帰省するなら最終の新幹線は避けよう
年末年始やお盆などの帰省シーズンは最終新幹線は混みがちなので、避けるのがベター。
旅や帰省を少しでも長く楽しみたいという思いから、どうしても最終の新幹線は混雑してしまいます。
充実した連休を過ごしても、帰りの新幹線で立ちながら2~3時間も過ごすのはつらいですよね。
ゆっくり座れたら、帰りの新幹線でも思い出を話したり、疲れた体を休めたりできますよ♪
最終ではなく、余裕を持ったスケジュールで少し前の新幹線に乗車しましょう。
スポンサーリンク
新幹線の自由席で座れない時は時間変更や料金払い戻しできる?
新幹線の自由席で座れないなら、キャンセルしたいんだけど…。
新幹線の自由席は有効期間内かつ乗車前であれば、手数料を払って料金払い戻しができます。
新幹線の自由席券は有効期間1日の中で、元々好きな時間の新幹線に乗車できるチケットなので、時間変更は必要ありません。
混雑する新幹線自由席で座れないなら、キャンセルしたい・時間変更して違う列車に乗りたいと思うことありますよね。
新幹線自由席のチケットで変更可能な内容について知っていれば、いざという時もスムーズに対応できますよ♪
新幹線の自由席チケットで時間変更やキャンセルできる内容について詳しくご紹介していきますね。
新幹線の自由席特急券は時間変更できる?
新幹線自由席のチケットは有効期間1日間となっているため、当日中であれば原則として自由に変更ができます。
新幹線の自由席特急券というのは、時間も座席も指定しないチケットのことです。
新幹線自由席で変更できる内容について、詳しくみていきましょう。
日にち・区間の変更
自由席特急券の有効期間は1日間で、今日使う予定だったチケットを他の日に変更する場合には「乗車日変更」手続きで対応できます。
ただし、そのチケットは「使用開始前で有効期間内である」という条件を満たしていなければなりません。
時間は予約の変更必要なし
新幹線自由席のチケットは有効期間内である1日間であれば、時間を自由に変更できます。
自由席特急券は指定席特急券とは違い、座席や時間を指定しているチケットではありません。
元々、購入する時点で時間は指定していないから、有効期間内なら好きな時間の新幹線に乗車できるんだね。
指定席への変更も可能
座席が空いていれば、自由席特急券を指定席特急券へ変更することができます。
その場合には自由席特急券と指定席特急券料金の差額を支払い、新幹線の発車前までに窓口で手続きをしましょう。
新幹線自由席のチケットを変更する時のポイント
新幹線の自由席チケットを変更したいけど、注意することってある?
新幹線自由席のチケットは条件を満たしていれば変更できます。
実際にチケットを変更する際のポイントを詳しくご紹介していきますね。
自由席からグリーン車への変更もできる
新幹線の自由席に乗るには自由席特急券が必要ですが、差額分を払えばグリーン車へ変更もできます。
ただし、新幹線の発車前までに窓口で手続きをする、有効期間内かつ乗車駅の発車時刻前に行うなど、条件を満たす場合に限ります。
乗車当日の変更も可能
新幹線のチケットの変更は、使用前かつ有効期間内であれば乗車当日でも変更できます。
ただし、乗車駅の発車時刻を過ぎてしまった場合には無効になるため注意しましょう。
日にちや区間の変更は1回まで手数料無料
日にちや区間を変更する場合には、1回までは手数料がかかりません。
ただし、この場合もチケットが使用前かつ有効期間内で、乗車駅の発車時刻前であることなど条件を満たす必要があるので注意です。
変更2回目以降は買い直し
一度変更したチケットを再度変更する場合は、いったん払い戻し手続きをしてからチケットを買い直すことになります。
払い戻しの手続きには220円(税込み)の手数料が発生するので注意しましょう。
2回目以降は手数料がかかるから、変更する時はしっかり確認してからにしよう!
割引チケットなどは変更できないことも!
旅行代理店で購入する宿泊代とチケット代がセットになっているものや、金券ショップで購入したチケットなどは種類により扱いが異なります。
購入前に、変更できるチケットなのかきちんと条件を確認しておくと安心ですよ。
新幹線自由席チケットの変更方法
新幹線のチケットを変更する場合には、駅に設置された「みどりの窓口」や有人改札で手続きを行いましょう。
持っているチケットが変更できるのか、どう変更したらいいのかわからなければ、窓口で直接相談すると良いですよ♪
新幹線の自由席は料金払い戻しできる?
自由席が満席で座れない場合でも、乗車後の払い戻しやキャンセルはできません。
ただし、乗車前なら当日でも手数料220円(税込み)を払って、払い戻しをすることができます。
自由席のチケットだと席の確保はできませんが、当日中であればどの列車にも乗れるため、乗り遅れの心配や時間の縛りなどもありません。
乗車した後には払い戻しはできないから、座れるかどうか並んでいる間に見極めよう!
スポンサーリンク
新幹線の自由席と指定席の差額は?当日変更できる?
新幹線自由席と指定席はどう違うの?当日の変更もできる?
自由席と指定席では新幹線料金に差があり、座席が空いていれば差額を支払って当日変更もできます。
新幹線自由席に座れず、指定席が空いているなら移動したいと思いますよね。
指定席もうまく利用すれば、新幹線移動がさらにスムーズになりますよ♪
新幹線自由席と指定席の差額や当日変更の方法についてお伝えしますね。
自由席と指定席の差額
新幹線の料金は、「運賃」と「特急料金」の2つで決まります。
【運賃】+【特急料金】=新幹線料金
指定席と自由席で運賃は同じでも、特急料金は自由席の方が安いです。
そのため、新幹線料金は自由席の方が指定席より安くなります。
東京⇔新大阪(東海道新幹線)と東京⇔仙台(東北新幹線)を例に、自由席の方がどのくらい安くなるのかみていきましょう。
東京⇔新大阪の場合
東海道新幹線の東京-大阪間を「のぞみ号」で旅行する場合、運賃は共通で8,910円(税込み)です。
運賃 | 特急料金 | 新幹線料金 | |
自由席 | 8,910円 | 4,960円 | 13,870円 |
指定席 | 8,910円 | 5,810円 | 14,720円 |
一方、特急料金は自由席4,960円(税込み)、指定席5,810円(税込み)。
そこで自由席の新幹線料金は【8,910円+4,960円】で13,870円(税込み)、指定席は【8,910円+5,810円】で14,720円(税込み)。
新幹線料金は自由席と指定で差額850円になりました。
往復だと差額1,700円になるので自由席の安さが際立ちますね。
東京⇔仙台の場合
東北新幹線の東京-仙台間を「やまびこ号」で旅行する場合、運賃は共通で6,050円(税込み)です。
運賃 | 特急料金 | 新幹線料金 | |
自由席 | 6,050円 | 4,510円 | 10,560円 |
指定席 | 6,050円 | 5,040円 | 11,090円 |
一方、特急料金は自由席4,510円、指定席5,040円。
そこで自由席の料金は【6,050円+4,510円】で10,560円、指定席は【6,050円+5,040円】で11,090円となり、自由席の方が530円安くなります。
往復だと差額1,060円になるので、やはり東北新幹線でも自由席の安さがよく分かりますね!
自由席から指定席への当日変更はできる?
当日でも、自由席から指定席へ差額分を支払えば、変更可能です。
自由席特急券は自由席車両の座席にのみ座れるチケットです。
自由席特急券じゃ、指定席車両の座席が空いていても座れないんだね。
自由席特急券で新幹線に乗車し、自由席が満席で座れない場合も、指定席の空席に座ることはできません。
ただし、自由席特急券を車内で指定席特急券に変更してもらい、指定席に座れる場合があります。
その場合は、自由席と指定席の差額を車内精算して支払わなければなりません。
車掌に自由席から指定席への変更の希望を伝えましょう。
この変更は、指定席の「空席」に座れるだけ。
車内で座席の「指定」はできないので注意!
そのため、自由席から指定席に変更して座った場合でも、その座席を指定した別の旅客が来たら座席を譲らなければなりません。
この際にトラブルが発生しやすいので、混雑時には自由席券から指定席券への変更を、車掌が認めない場合もあります。
車掌が変更を認めない場合は、その判断に従いましょう。
変更が可能であれば、差額を支払ってゆっくり座れるので、ぜひ活用してみてくださいね♪
スポンサーリンク
新幹線自由席は事前購入で予約すると安いって本当?
指定席よりも自由席を選択する利点はあるけど、自由席のチケットは事前購入した方が良いの?
新幹線の自由席はみどりの窓口や販売機、ネットなどで事前購入できますが、前日に買う場合と大きな差はありません。
新幹線の自由席チケットも事前購入が安ければ、予約したいと思いますよね。
実際は、ただ事前購入するだけだと、そこまでお得感はないかもしれません。
しかし、新幹線自由席のチケットを事前購入すれば、当日発券機や窓口で並んで買わずに済みますよ♪
自由席チケットの事前購入はいつからできるのか、安く買う方法はないのかについてお伝えしますね!
新幹線自由席の事前購入はいつからできる?
新幹線自由席チケットは、乗車予定日1か月前の午前10時から購入できます。
ちなみに、自由席だけではなく、指定席やグリーン席も同様です。
全国の新幹線、特急列車統一で、券売機や窓口、インターネットサイト、旅行会社など購入できる全ての方法で共通です。
乗車当日の列車の何分前まで購入できるかは、購入方法によって異なるので、事前に確認しておくと安心ですよ。
新幹線自由席のチケットを事前購入するデメリット
新幹線自由席チケットを事前購入すると、変更したくなった場合に手間がかかってしまいます。
例えば、旅行や帰省などの日程が変更になり、その日に新幹線に乗る予定がなくなってしまった場合。
自由席のチケットは何時の新幹線でも乗車可能ですが、有効期限があるため購入した日のみしか使えません。
別日に変更する際は、1回目は手数料なしで変更できますが、2回目以降は別途料金が必要です。
安心のために事前購入したのに、逆に大変な思いをすることもあるのね。
あるいは、大雪や台風など天候による運休、運転見合わせになってしまった…ということも。
この場合は手数料なしで払い戻しができますが、ひどい混雑の中、窓口での手続きは大変です。
事前購入した自由席チケットを変更やキャンセルしたい時、手数料がかからなくても、窓口対応は面倒ではありますよね。
新幹線自由席のチケットを事前購入する最大のメリットは、混雑時にも時間を有効活用できること!
新幹線自由席のチケットを購入するメリットについてもお話していきますね!
新幹線自由席のチケットを事前購入するメリット
新幹線自由席を事前購入で予約するメリットは主に2つあります。
席の確保が出来るわけではないので、事前にチケットを購入する必要は特にありません。
普通列車と同様、チケットが売り切れるということはないので、当日の購入で大丈夫です。
当日購入したチケットでも、自由席なら予定していた電車に乗り遅れた場合、追加料金や面倒な手続きなしで、次の新幹線へ乗車できます。
私も今日これから乗る予定の新幹線チケットを駅やホームに向かう道中、スマホ操作でネット購入することもあるよ。
それでも、新幹線自由席も事前にチケットを準備をして余裕を持てば、安心感につながりますよ。
2つの事前購入するメリットについて、詳しく見ていきましょう。
チケットを手元に持っておける
事前購入すれば、手元にチケットを持っておけるため、ちゃんと予約されている安心感が得られます。
自由席のチケットを早めに事前購入したところで、安くなるわけでもないとわかってはいても、なんとなく手元にチケットを持っていないと不安というあなた。
私もチケットレスに慣れない頃は、本当に予約されているのか不安になることがよくありました。
自由席のチケットが売り切れるということはなくても、当日買うのに手間取って、乗りたい新幹線に乗れなかったら…となんとなく不安になってしまいますよね。
心配性のあなたには、事前購入は早めに買えて安心できるところがおすすめだよ。
また、代理で購入する場合も、事前購入すればチケットを早めに渡してあげられますよ。
当日に券売機やみどりの窓口で並ばずに済む
事前購入しておけば、当日に券売機やみどりの窓口で購入者の列に並ぶ必要がありません。
繁忙期や朝や夕方など利用客が多い時間帯には、券売機やみどりの窓口が混み合うことが考えられます。
みどりの窓口では、新幹線の乗車券を購入する目的以外でも並ぶため、ひとりひとりの対応に時間がかかってしまい、長蛇の列ができることも。
券売機でも、高齢者や不慣れな場合などは操作に時間を要する可能性もあります。
最悪の場合、窓口でも券売機でも、チケットの購入が間に合わず、予定している新幹線に乗り遅れてしまった!なんてことも…。
このような事態を予測して、当日早めに行って列に並ぶより、事前に購入しておけば、時間を有効に使えますよ。
新幹線の自由席チケットを安く手に入れる方法
指定席じゃなくても、新幹線のチケットを安く買える方法があるの?
新幹線自由席のチケットを安く買うなら、お得な割引や未就学児は無料の制度を利用しましょう。
指定席より安く購入できる自由席のチケットを、さらにお得に買える方法があるなら、ぜひ知りたいですよね!
それぞれの割引や制度について、詳しく説明していきますね♪
乗りたい路線にあればお得な【回数券】
新幹線の回数券は多くが6枚綴りで、中には4枚や2枚綴りもあります。
出張や学会などで頻繁に新幹線を利用する場合はとてもお得だよね♪
有効期限はありますが、旅行の際に家族や友達同士で使用すれば、無駄にすることもありません。
しかし、一部の区間を除いて、ほとんどの回数券がインターネット予約の普及に伴い、すでに廃止されています。
回数券は路線や区間によっては、格安で利用できたこともあり、惜しむ声も多かったです。
もし、利用したい区間で回数券があれば、ぜひ使ってみてくださいね!
在学証明書が必須【学割】
JRから指定を受けている中学や高校、大学、専修、各種学校の学生であれば、学生割引乗車券の対象となり、料金が2割引きになります。
条件…片道営業キロが101キロ以上あること
学割を受ける場合は、窓口で在学する学校が発行する証明書の提示を求められるため、事前に準備しておきましょう!
運賃が1割引の【往復乗車券】
往復乗車券は往路と復路それぞれが1割引きになります。
条件…片道の営業キロが601キロ以上あること
新幹線利用の場合、乗車券のみの往復割引となるので、特急券に割引は適用されません。
新幹線の自由席は【乗車券(運賃)+特急券(特急料金)=新幹線料金】のため、運賃分にだけ割引が適用されます。
小学生以上の子供料金も同様の条件で、往復乗車券利用で大人料金の半額から、さらに1割引きになるよ!
また、中学生以上の学生であれば、学割との併用もできるので、組み合わせてお得にチケットを買えますよ♪
指定席と違い未就学児は無料
新幹線自由席では未就学児の料金はかからず、無料で利用できます。
子連れで新幹線の指定席を利用すると、運賃だけでもかなりの出費になってしまうので、無料は嬉しいですよね!
6歳になっていても、まだ小学校に入学していなければ無料です。
同様に、12歳になっていても、まだ小学生であれば、大人料金の半額で乗車できます。
ただし、未就学児であれば、無条件で無料になるわけではありません。
大人1人(運賃が発生する人)に対し、未就学児あるいは乳児の2人までが無料の対象です。
自由席なら、未就学児は運賃を支払う必要なく、空いている席に座れます。
しかし、車内が混雑している場合は、膝の上に乗せる、小さな子供2人を1席に座らせるなど配慮しましょうね♪
スポンサーリンク
新幹線の自由席は座れないのか?のまとめ
- 新幹線の自由席は年末年始やお盆といった繁忙期、連休などで混雑すると座れない確率が高い
- 平日でも通勤通学の時間帯は混みやすく、自由席車両の設定が少ない路線も座れない場合がある
- 新幹線の自由席車両では座席数の多い車両を選び、改札から遠いドアで待つと座れる確率が上がる
- 途中発着便も比較的座れる確率が高く、すぐに座れなかった場合は座席中央の通路で待つと、空いた席にすぐに座れる可能性がある
- 繁忙期に新幹線を利用するなら、混み合う最終便は避けるのがベター
- 新幹線自由席チケットは乗車後のキャンセルや変更はできない
- 新幹線の自由席チケットは当日でも、差額分を支払うことで空いている指定席への変更は可能
- 新幹線の自由席チケットは早めに事前購入をしても、前日に買った場合と値段は大きく変わらず、元々座席の確保はできないため、予約の必要性はそこまでない
- 新幹線の自由席チケットをお得に入手したいなら、回数券や学割、往復割引券の利用がおすすめで、未就学児なら大人1人につき2人まで無料で乗車できる
新幹線の自由席で座れないのは本当か、座れる確率を上げるコツなどについてお話しました。
新幹線の自由席もコツを掴めば、座れない確率をグッと下げて、ゆっくり座って過ごせますよ♪
指定席との使い分けや事前購入での予約をうまく利用して、快適な旅を楽しめますように。
旅先でたくさん歩いた後は、パンパンな足を新幹線の車両でゆっくり休めましょう。
フットレストのない自由席でも、手軽に足置き場を作れちゃいますよ♪
リーズナブルなので、家族分揃えられるのも嬉しいポイントです。
コメント